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幻惑の薔薇  作者: きつねうどん
3/4

ローズ


「あ、ありがとうございます」


「君を助けたつもりはないよ」


「え?あ、あの、お名前をお聞きしてもよろしいですか」


少年はしばらく考えたあと。


「ローズ」


「まぁ、なんて素敵な名前でしょう。私はフローラと言います」


「うん、聞いてない」


ローズ、我ながらいいネーミングセンスだと自分を褒めた。


「それでは、私はこれにて。ありがとうございました、ローズ様」


フローラの背を見送ったあと、ローズは辺りを散策した。しばらく歩くと川を見つけた。川を覗き込んだ。赤い髪に琥珀色の瞳。これは誰かと思ったが、どうやら自分のようだった。



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