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凄惨たる魔王の黙示録〜目覚めると勇者になっていた魔王は、斯くして世界を救う。

作者:幕画ふぃん
「何故に貴様は私に刃を向ける?」

魔族を統べる凄惨たる魔王・テネブリス=ドゥクス=グラヴィオールは、勇者ルクルースに問う。魔族と人間、長きに渡る争いに雌雄を決する為に勇者ルクルースは、命を賭して一騎打ちという選択を選んだ。

実力の拮抗した両者の命運は、お互いの強大な一撃に託された。魔王と勇者、尋常ならざる魔力同士の衝突は、激しい閃光を生み出す。刹那、辺りはまばゆい光に包まれた。

その後、魔王テネブリスは見慣れぬ一室で目を覚ます。
一切の魔力を失っている事と、馴染みのない肉体の感覚に違和感を覚え、その場にあった姿見で自分の姿を確認すると、そこにはあの日、一騎打ちをした相手である勇者ルクルースの姿が映っていた。

理解できない状況が起こった矢先、魔族が現れたとの一報を耳に入れる。自身の身に起きている状況を知る為に、まずは魔族に接触しようとした魔王テネブリスは、勇者の仲間である魔法使いの女・アルキュミー、歴戦の剣士の男・フェルム、ハーフエルフの神官・クラルスと共に、魔族が現れたその場所へ向かった。

圧倒的な魔力を誇っていたかつての自分を失いつつ、脆弱な人間の肉体で激しい戦闘になりながら結果的に魔族を殺す事になる。その際に、かつての魔王としての凄惨たる魔力の一端を取り戻した可能性に気付く。
――そして、魔族を殺すことによって、かつての魔王としての力を取り戻す事を画策するのであった。

失った絶対的な魔王の力、それを取り戻す為、凄惨たる魔王は勇者の姿をその身に写し、歩みを進める。
その行動が結果的に、世界を救うとは知らずに。


――最強魔王の黙示録、今ここに開闢す――。


※他小説投稿サイトにも同タイトルで投稿しております。
第一章 目覚め
プロローグ
2020/12/05 17:38
第1話 目覚め
2020/10/16 20:00
第2話 自覚
2020/10/16 22:05
第3話 堂々たる出陣
2020/10/17 14:32
第4話 希望と絶望
2020/10/18 13:16
第5話 初陣
2020/10/19 13:14
第6話 予想外の一撃
2020/10/19 20:41
第7話 決着
2020/10/20 20:32
第8話 勇者の帰還
2020/10/22 07:58
第9話 王の謁見
2020/10/23 21:00
第10話 出立
2020/10/24 20:38
第11話 錯綜する思い
2020/10/26 20:00
第12話 遭遇
2020/10/27 18:00
第13話 大いなる決断
2020/10/30 22:01
第14話 ロサ森林
2020/11/01 22:25
第15話 闇夜の強襲
2020/11/06 12:38
第16話 凄惨たる一撃
2020/11/08 20:37
第17話 闇に潜む気配
2020/11/09 20:38
第18話 剣士の矜持
2020/11/12 20:41
幕間
2020/11/17 20:51
第19話 アグリコラ王国
2020/11/18 22:31
第20話 風の英雄
2020/11/22 16:04
第21話 挑発
2020/11/25 12:34
第22話 勇者と魔王
2020/11/28 21:00
第24話 激突
2020/12/04 06:02
第27話 光の魔法使い
2021/01/05 05:40
第31話 潜む思惑
2021/01/11 10:38
幕間
2021/01/11 21:00
エピローグ
2021/01/13 12:08
第二章 人魔衝突
第33話 決裂
2021/03/05 18:00
第50話 敵襲
2021/05/05 06:00
第三章 救世主
第54話 鏖殺
2021/05/05 10:00
第56話 解放
2021/05/05 12:00
エピローグ
2021/05/06 00:00
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