第3話 危険すぎる依頼
それは、突然始まった出来事だった。
いつものように、メールチェックしている時の事、
「あれ、これって依頼か?」
依頼受注なんて初めてではない。
でも、そうめったに依頼はないのだ。
しかし、依頼内容が怪しすぎたのだ。
依頼内容
あるものを下に記した場所で回収し、ある場所に届けて欲しい。場所は
グロースタウン5番街
ファームブリッジの高架下
アストロニュータウン15番街
ヴィンテージストリートの路地
以上の場所にあるものを置いた。届け先は
ニューバルーンアドリアビル地下駐車場に届けてくれ。
報酬は2万5000$
運び屋の仕事か、これは月1でこういう依頼もくるが、大体が罠の可能性があるから、あまりやらないが、借金もあるし、やるしかないか。
あっでも、もうひとつ依頼メールがある。
依頼内容
私をある場所まで送って欲しい。
集合場所はレイクタウン20番街
送って欲しい場所は私が乗ったら、教える。
これも危険そうだな。やれない事はないけど。
警察と戦いそうだな、これ。
「リク、ショップにお客さん。」
「わかった。今行く。」
客って誰だろう?
「リクさんですよね?」
「はい、そうですが?」
「依頼を出したい者なんですが、こちらの依頼を受けて欲しいのです。」
依頼内容
一,ある場所にあるアジトに潜入して欲しい。
そこのアジトにある車、Koenigsegg Agera Rがどこにあるか、確認して欲しいのです。武器はうちの代理人が持ってきています。武器はばれた時用に懐に忍び込んでおいてください。
二,明日そのKoenigsegg Agera Rがバレルバレーに秘密裏に運ばれるのですが、その車を強奪してあなたのガレージに運んでください。何かの装置がついているようです。それを調べてください。
「ほう、アジトに潜入ですか。こういう関係の依頼は受注費1万$、生命保険費3万$、依頼が失敗してしまった場合の費用2万$等、計7万9000$です。」
「それじゃあ、これで足りるでしょうか?」
僕の前に大量の札束が置かれた。
ざっと10万$はあるだろうか。
この依頼主、結構な金持ちだな。
「お釣は要りませんので。」
「分かりました。引き受けましょう。」
「それじゃあ、明日夜12時に連絡する。」
「よし、明日に向けて準備しようか。」
「アジトがある場所は?」
「ここよ。」
「ヒューリック地区にある少し大きなビルに存在するアジトだよ。」
「このアジトに所属している人数は?」
「約30人、全員が男性ね。」
「Koenigsegg Agera Rが置いてあるのは、ガレージに置いてあると考えていいな」
「明日はショップは開かないで、敵アジトの近くで待機、何かあちらが行動したら、僕と七海姉で86で追いかける。」
「わかった。」
よし、明日の夜行動開始だ!
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