プロローグ
僕がいつものように車を改造していた。
ギーギッギッギッギー
「ふう、こんな感じかな。」
これは僕の愛車 R35GT‐R
ここはアメリカのテキサス州にあるビーチバレッジという少々大きい街に僕達霧沢姉弟が経営しているまあまあ大きいガレージとチューニングショップがある。
たまに電話で仲良くさせてもらっているメカニック仲間がいるけど、実際に会った事はない。 それでも、何年も話しているから、実際に会ったらどうなるのか楽しみでもある。
まあそんな話は後で話すとして、実際に会った時、まさかあいつだとは思ってもいなかった。
「さてと、ちょっと休憩するか。」
時間は、もうてっぺんかあ。少し寝るか。
「リク(俺の名前は霧沢リク、だから姉ちゃん達はそのままリクって呼ぶ)、どこにいるの?心愛姉ちゃんと智子姉ちゃんがまだ帰っ、あっもうリクったらこんなところで寝ている、風邪引くかもしれないのに。」
そん時僕は爆睡中。
そして、その頃、心愛姉と智子姉はというと、
あるところからとてつもない車のエンジン音が聞こえた。
そして、サイレン音と共に。
心愛視点
「心愛、これどうしてくれるのよ!」
低馬力の車で来るんじゃなかった。
「知らないわよ! まさか、EMP装備のパトカーがあるなんて聞いてない!」
ああもう結構気に入っていたのに!
リク視点
数時間後
「「ただいま」」
「お帰りなさい、あれ車は?」
「ええと、なんて言えばいいのかなぁ。」
「実は、警察に車押収された」
「ええ! それって2台共?」
「うん」
「嘘だろう!」
まあいいか、あてがあるからなんとかなるか。
「じゃあ、僕の愛車が何台かあるから、それ使って。」
「分かった」