進化は命がけ
【◼️◼️◼️◼️のエネルギーを確認】
【エネルギーの負荷による肉体の崩壊を確認】
進化を開始した瞬間に、また知らない声が頭の中で警報を鳴らしながら聞こえてくる。
そして、水晶玉を触った時に感じた痛みが消えたが、また新しい痛みを感じた。
いや、それは痛みと言うにはあまりにも優しかった。
感じるのは、創造を絶する苦痛。そして、自分の存在が薄くなるような恐怖。
「死」を一度、経験しているがこれは比べ物にならない。
俺は、自分の身体見る。
四肢が塵のように崩れてゆく。
死にたくない!
痛い!
消えたくない!
何が進化しろだ!
こんなことになるくらいなら、あのままの方が何倍もマシだ!
どうかしろ!
俺は崩れゆく自分の身体を見ることしかできず強く願う。
【◼️◼️◼️◼️◼️の発生を確認】
【◼️◼️◼️◼️◼️のインストールを開始します】
【◼️◼️◼️◼️を取得】
【使用を推奨】
分かった使えば良いんだな!使えばこの状態をどうにか出来るんだな!
俺は痛みと恐怖で半狂乱になりながら頭の返事をする。
【◼️◼️◼️◼️の使用を確認】
【エネルギーの減少を確認】
【エネルギーの負荷による肉体の崩壊を確認】
おい!
話が違うぞ!
おれの身体は崩れるスピードは、一時的に落ちはしたが今だ止まらない。
【再使用を推奨】
何でもいいから速く使え!
もう意識を保つのも限界だ。
これでダメならおそらくもうダメだ。
【◼️◼️◼️◼️の使用を確認】
【崩壊の停止を確認】
よかった
俺は身体の崩壊が止まるのを確認した瞬間意識が飛んだ
【肉体の再構築に◼️◼️◼️◼️のエネルギーを使用】
【再構築完了】
【◼️◼️◼️◼️◼️のインストール完了】
【進化を開始します】
【進化に◼️◼️◼️◼️◼️の介入を確認】
【進化を完了しました】
「良かった、良かった、なんとか間に合ったね」
「これからよろしくね」