表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺、ドラゴンやってます。  作者: ふげん
3/9

『鑑定』

日本が他国に誇るべき文化、その深淵を覗こうとする者。


つまりは、アニメや漫画、ラノベなどを好む『オタク』なら一度は、思ったことがあるだろう。


『剣や魔法が存在する世界に行き来てーな』


そりゃ、若い頃は思ったさ!

最近も少し思ってたけど!

だからって、何でドラゴンの赤ちゃんなんだよ!


ちゃんと人間のイケメンで、異世界に来てすぐにチート能力で、お姫様やケモミミ娘、奴隷の女の子からモテモテという、そんなありきたりな、チート系ハーレム主人公野郎で良かったのに。


何でこんな、小さいくてかわいいドラゴンなんだよ!!


それに、「ガァウ、ガァウ」しか、喋れねーし!

はぁ はぁ はぁ


何でなんだよー!


それから一時間近くドラゴンへの転生に対する文句をいい続けた。


よし! 切り替えよう!


いいじゃないか!

ドラゴン転生! 夢が広がるぜ!


俺ってブレスとか吐けんのかな?

小さなが、翼らしきものかあるがどうやったら、空飛べるんだ?

ていうか、よく考えればドラゴンて、かなりチートなんじゃないか?

よっしゃー。ドラゴン転生最高ーー!!


こうやって自分を慰めておかないと泣きそうだ。





まぁ、落ち込むのはここら辺までにして、これからのことを考えよう。


とにもかくにも、まずは『あれ』をやってみるか。


『鑑定』



名前 設定して下さい

種族 ベビードラゴン

ランク:下位


スキル

『火の粉』

『噛みつく』



ユニークスキル

『鑑定』

『異世界言語』

称号

『異世界転生者』

『■■■■■』




急に頭の中にRPGゲームのステータスようなものが入ってきた。


やはりな!

やっぱりお約束だよな。

『鑑定』

異世界転生して初めてうれしい、という気持ちになった。

さてさて、内容を見ていこう!



う~ん。強いのか強くないかよく分からん。

まず、判断材料が少なすぎる。


名前 設定して下さい

種族 ベビードラゴン


名前がないのか。


人間だった頃の名前でも良いが、現状この世界に人間が存在しているのか分からないが、人間が居たとして日本の名前が変だと思われるかもしれないから、今は保留にしておこう。


種族は、ベビードラゴンと言うのか。

何処かのポケ○ンみたいに進化とかして別の種族に変わるのか?


ランク:下位


これに至っては、そもそも基準が分からん。

でも、あんまり強くはないだろうな。なんたってランクが何を指すかわ分からないが下位だし、そもそも赤ちゃんだからな。


スキル

『火の粉』

『噛みつく』


ユニークスキル

『鑑定』

『異世界言語』


スキルにもランクみたいなものがあるのか。

それと『火の粉』とか『噛みつく』って。

もっと『煉獄の業火』、『スキル強奪』とかチートぽいスキルが欲しかったな。


称号

『異世界転生者』

『■■■■■』


称号ってのは、条件をクリアしたら手に入るものだろう

『異世界転生者』ってあるくらいだしな。

それにしても、本当に異世界にきたんだな。


そして、

きたー!!

『■■■■■』

よく分からんチートぽい奴


で?

こんな意味の分からん奴はいらない!


見たところこのくらいか。

他に何できることないかな?


『鑑定』



ベビードラゴン:卵から還ったドラゴンの幼体。成長すると強力なモンスターの上、その希少さにより冒険者に狩られやすい。普段は母体と共に行動する。


スゲー!詳細まで見れるのか!『鑑定』


そんなことより、やっぱり冒険者という職業があるのか!

俺も成りてーな。

まぁ、無理けどな。だって、俺はすぐに狩られる側だしな。

落ち込むな、俺!

スキルや称号の詳細も見てみるか。



『異世界転生者』:異世界から転生してきた者。『鑑定』『異世界言語』を取得する。


『■■■■■』:現在、閲覧出来ません。


スキルと称号にも試したが称号は見ることができた。

称号にはスキルを入手できるのがあるのか。

でも『異世界言語』って俺、喋れねーし!

まぁ、聞き取ることは、できるんだろう。


今のところスキルは『鑑定』が一番のチートだな。

情報は、とても大切だからな。


さて、いろいろ自分の事についてのは情報も知れたし、スキルを試していくか!








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ