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透明な傘 終止符の雨
後もう少しだけ
話をしよう
君の話の
続きをしよう
ギリギリの肌触り
駐車場は雨
透明な傘にふたり
終止符の雨に濡れて
後もう少しだけ
話がしたい
君の話の
続きをしよう
偽物の首飾り
帰り道は何処
透明な傘の骨は
終止符の雨で折れた
そうさ何にもなかったから
余計に君が愛おしい
触れなかった手のひらも
伸ばせなかった指先も
後悔だけを握りしめて
血がにじんでも離せない
君の話の続きをしよう
君の話の続きをしよう
雨が止んでしまう前に
夜が明けてしまう前に




