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黄昏

神様が居たとして

どこか遠い空の先

今日までの僕の事

ずっと知っていたとして


愛した人もそう

裏切る時もそう

好きになった人たちを

こんな風に編み込んで


僕は新しい空を見て

いつかもっと遠くまで

君を愛するときも

裏切る時もまた

振り返らずにゆくだろう


かわりゆく事だけが

変わらない事だとして

同じ空を見ているようで

昨日と違う空を見ていて


絡まるときもそう

ほどける時もそう

ほつれる時もそう

つくろう時もそう

すれ違った人たちを

こんなに覚えたまま


僕は黄色い空を見て

いつかきっと忘れても

君を愛するときに

裏切るときにまた

振り返って泣くだろう


僕は自分に出来ない事を

君が出会う人のせいにして


愛する事もそう

裏切る事もそう

好きになった人たちの

面影を長く引き摺って


僕は新しい空を見て

いつかもっと遠くまで

君を愛するときも

裏切る時もまた

振り返らずにゆくだろう

僕は黄色い空を見て

いつかきっと忘れても

君を愛するときに

裏切るときにまた

振り返って泣くだろう




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