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遥彼

青く晴れた空が

田んぼの水に浮かんで

吹き抜ける風の匂いが

大好きな夏を運ぶ


まっすぐ伸びた道

田んぼと畑を縫って

飛んでゆく風がひやりと

頬を撫でてゆく


深く青い山の向こう

高く膨らむ雲の彼方

自分より少し小さい

向日葵を数えて歩く

はるかなせかいまで


思い出すたびに

黄昏たあぜ道に浮かんだ

手をつなぐあなたの匂いが

大嫌いな雨を呼ぶ


まっすぐ曲がる道

鎮守の森を抜けて

駆けてゆく時にふらりと

伸ばした手がゆれる


遠く青い山の向こう

低く垂れる雲の下で

自分だけに聞こえる

声で歌うから届いて

はるかなせかいまで


一緒に歩いた田んぼの

道のりの景色と匂いを

思い出して下さい今も

あたしはそこを歩いて

忘れたり滲んだりせず

あなたを思い出すから

深く青い山の向こう

高く膨らむ雲の彼方

自分より少し小さい

向日葵を数えて歩く

はるかなせかいまで


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