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テレビ

明かりをつけるよりも先に

部屋に帰るとテレビをつけていた

あの頃は何でもよかった

とりあえず映るものを見ていた


携帯電話は手のひらで

汗ばんだまま閉じている

鳴らない かけない だけど待ってる


何処を向いても 画面があたしをにらんでる

音があたしを飲み込んで ニュースがあたしを罪にする

心はどこに あなたはどこに あたしの帰る 場所はどこに


明かりをつけるよりも先に

部屋に帰るとテレビをつけていた

あの頃と何も変わらなかった

流れてく何かを失くした


携帯電話のテレビは

映らないまま過ごして

見れない 見ない だけどついてる


何処もかしこも 画面はあたしを待ってる

音があたしを押しつぶして ニュースがあたしに知れと迫る

ほんとはどこに あなたはどこに あたしのための 明日はどこに


まるであきらめることに 慣れてしまったみたい

テレビをつければ今日も 笑い声と読みたい空気と

誰かの怒りや悲しみが 溢れているけど

消してしまえ 消してしまえ 壊れてしまえ

テレビ テレビ テレビ テレビ テレビテレビ


何が起こっても先に

部屋に帰ってテレビを見ていた

あの頃何かが壊れてた

あたしは何を失くしたのだろう

あたしは何処が壊れたのだろう

テレビが映らなくなったら

あたしは何を見るのだろう 何を聞くのだろう 何を知るのだろう

テレビ テレビ テレビ テレビ テレビテレビテレビテレビ

あたしは何を失くしたのだろう

あたしは何処が壊れたのだろう

あたしはどうして壊れたのだろう


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