表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/167

透空

永遠のように感じた

10年が過ぎて行く

透明な箱の向こうで

君をずっと見ていた


泣きたくなるほど

心細い時もあった

笑っていられても

その後が怖いよと


誰かが言うようになった

透明な箱の向こうで

僕がずっと見ていた

あの空は何色だったんだろう

あの街は何処にあったんだろう

この道はいつまで続いているんだろう


時間が停まっていた

10年が過ぎて行き

透明なカゴのなかで

君を閉じ込めていた


眠れなくなるほど

焦がれていた夜が

笑って済ませる程

遠くなってなくて


誰かが囁きかけてくるんだ

透明なカゴのなかで

僕が閉じ込めたかった

あの空は何色に見えたんだろう

あの街は何処にも誰もいないだろう

この道は地図にも載っていないんだろう


透明な箱の中で

10年が過ぎて

君は眩しいまま

笑って振向いて


誰かがずっと言ってる

透明な箱を抱えたままの自分が

いつか砂になって消えていくのが怖くて仕方ない

あの空は何色だったんだろう

あの街は何処にあったんだろう

僕の事を如何思ってたんだろう

遠い街で何をしていたんだろう


透明な箱が砕け散って

見る間に泡になって

中には何もなくて

その後が怖いよって


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ