始まりの世界。
「なんなんだよ!?俺が何をしたって言うんだよぉ~……」
俺は今走っている。悪魔に追いかけられてる。気づいたらここの遺跡にいて、奥に進んでいくと急に
こいつが出てきて追いかけて来たって訳。
「こ、これは、夢だよなぁ~!?」
いやこれは、夢以外の何でもないよな。そして、とうとう悪魔に追いつかれる。
悪魔に生えてる触手的なものが、俺の体を締め付ける。
「う……。あぁ……。は……なしてく……れ……。」
ものすごい力で俺は締め付けられる。そして悪魔は体から手のようなものを出し、手に力を貯める。
そのとき俺は、触手から手放されたものの、まだ痛みが残り動けない。
そして、悪魔が殴りかかってきた。
「うわぁぁぁ~!」
そして、目を開けると、見覚えのある光景が……。ここは、家?
「あ、今のは夢だったのか……。」
だが、窓の外に妙な物を感じる。ものすごい数のカラスが飛んでいるのだ。
そしていつも通り、朝の散歩をしよう着替えていると、俺の部屋のドアにアサルトライフルと、思われるものが……。
「ん。どういうこと?昨日はこんなものがなかったよな……。」
ま、護身用に持ってくか……。そして、一階に降りる。リビングには誰もいない。
いつも起きているはずの母がいないのだ。そして、寝室である二階に行くと、誰もいないのだ。
「朝から買い物なのかな……?」
こんなのんきな考えを出来る奴はいるのだろうか?
それはそうと、散歩をするために、アサルトライフルを持って家を出た。
するとそこには、幼馴染のみうが……。
「おはよ~!」
「おはよ……」
「なんかこの世界、おかしいような感じしなくもないんだけど。」
みうは、なんか理解のしにくい言葉にして喋ってくる。
「どういうこと?」
「なんかここら辺に変な動物みたいのがいるんだよね。」
「ふう、それで?」
「それは、第一公園から出てるっぽいんだよね。」
「第一公園?それじゃあ、行ってみるか!武器っていうものがあるしっ♪」
もちろん、武器とは部屋のドアにかけてあった、アサルトライフルのことである。
「武器?」
「部屋になぜかかけてあった。」
「ふ~ん。」
「じゃあ、行くか~!」
「出発っ♪」
っていうわけで、第一公園に行くことになった。最短ルートを通っていると、
変な動物っていう奴に出くわした。
「うわぁ!なにこいつ……」
「こいつが変な動物だよ!」
そして、その「変な動物」が襲いかかってくる!どうしようもないので、
撃つしかなかった。バンッ!と、銃声があがる。銃弾はみごと当たったらしく、
その「変な動物」はぐったりしている。そして、その「変な動物」を観察しようと、
近寄ると!「変な動物」の下の地面から闇?のようなものが出て、その闇に飲み込まれていった。
「あれ?さっきまでここにいたよね?」
「うん。」
「闇に飲み込まれて消えた?ってことなのか……。」
こんなゲーム的な展開はあるのだろうか。
「まぁ、進んでいくしかないよ。今は……。」
と、いうことで、「変な動物」に出くわしながらも、第一公園に着いた。
特に変わったことはなく、変わっているものといえば、「変な動物」が滑り台下から、
湧き出ているくらいのことだった。そこから、出てきた動物は。本能なのか?襲ってくる。
難なくアサルトライフルで撃ち殺す。そして、みうはあるものに気がついた。
「あの滑り台の上に何かない?」
「あ、あれ?」
「あれになんか関係しているんじゃない?」
「そうかな?」
「んじゃあ、俺が滑り台に駆け上がっていくから、みうはこのアサルトライフルで、
変な動物の駆除をよろしく。こういうの得意でしょ?」
みうは、これでもエアーガン好きなので、こういうのは得意らしい。
あと、言っておきたいのは、二人共怖いもの知らずってことかな?
そして、俺は滑り台を駆け上がる。そして機械をダイビングキャッチして、滑り台の本来の使い方をして降りていく。そして、みうの方に駆け寄っていく。
「こんなものがあったけど?」
「へぇ~。なんか色んなボタンがあるね。このボタンって、あいつらを駆除できるんじゃない?」
そのボタンには駆除と書かれたボタンがあった。
「押してみるか。」みうが押す。
あれ?反応がない?そして、みうがいった。
「ボタンを間違えたぁ~♪」
「えぇ~!?」
みうは、異次元と書かれたボタンをおしてしまったらしい。
すると目の前に、亜空間?的なものが出てきた。
「なんだこれ!?おもしろそうw」みうがいう。
そして、みうに押されて亜空間?に入ってしまった。
そのあと、みうも入った。