どうしたらいいのやら
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「お、お母さん…?」
「……」
「お母さん?」
何度呼びかけても母の返事はない。
「お母さん…!!」
「どうしたの?」
「…アンタ…」
振り返るとさっきの自称魔法動物。
「どうしたの?って!見れば分かるでしょ!?お母さんが!!」
そいつに大声で怒鳴った。
しかしソイツはキョトンとした顔をして、首だと思われる場所をかしげる。
「だってー!マフちゃん?だっけ…はママさえいなけりゃ魔法少女になってくれるって言ったじゃん!」
「はぁ…?…何?じゃあ…これ…アンタがやってんの??ってか何で名前知って…いや、今はそんなの…」
マフは頭が混乱して頭を掻きむしる。
「そうだ…!き、救急車!救急車を呼ばないと…っ」
そう言いながら床に落としたスマホに手を伸ばす。
しかしその手を魔法動物が踏んだ。
「えー?そんなことしなくて良くない?救急車って助けてもらう時に使うやつじゃんか、もう死んでるよ?ころしたもん。」
当たり前の顔でそういうソイツに腹が立ち、また怒鳴りつけようとした時、ソイツは少し低い声で言った。
「それに、呼んだら君捕まっちゃうよ?」
「はぁ…?な、何でわたしが??」
「だってぇ。なんて言うの?ママが魔法動物にころされましたー!って?あたまおかしー人!っておもわれちゃうよー!コイツ怪しい!っておもわれちゃうよー」
「え…?」
「ねー?捕まりたくないでしょー?君はアリバイもないもんねー?」
頭の中で色んなことがグルグル回る。
正常ではない
「警察も救急車も呼ばなけりゃいいんだよー。あ、僕が何とかしてあげようか?君のお願い一つ叶えてあげたのにまた助けてあげるなんて僕やさしーね!」
「助かるって…?」
何とか絞り出した声で尋ねる。
「んー?僕だって無策で殺したわけじゃないもん。君の母殺しの罪を消してあげるってわけよ。」
「私殺してないってば!」
魔法動物はヤレヤレと顔を振る。
「僕がやる事は罪を消す事だけじゃないよ?なすりつけられるんだ。僕の後ろには君が思ってるより大きい物があるんだ!あ、物理じゃないよ?」
マフはその場に座り込むことしか出来なかった。
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