魔法の危険度
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「…へ?」
「やっ、ほらっ、魔法動物教えてくれなかった??」
レインはマフの足元をちらっとみる。
マフも自分の足元のゴンザレスを覗き込む。
ゴンザレスはビクッと跳ね上がり、プイッとそっぽを向いた。
「いや…こ、これからね?説明しようと…みたいな…」
「ハァ?魔法の危険性も教えんかったんかよ。たっくよー」
レインはため息を吐く。
「ま、魔法の危険性?魔法ってさっきのステッキ??危ないの?」
マフは自分が殴った、男を見下ろす。
男は白い目を向いて倒れている。
「あー、いや変身の方な。変身さえしちゃえばそれ以外の魔法はさほど自分には問題はない。…ただ変身の方がね…」
レインは気まずそうに目を逸らす。
「…問題です…魔法に一番必要なものはなーんだ?」
レインはピッと指を立ててマフに質問する。
「えっ、えっと…信じる気持ち…?とか…」
マフは勢いでそれっぽい事を言ってみたが、「何言ってんの?」と真顔で返されてしまった。
マフは恥ずかしくなり、俯いた。
「せーかいはー?アドレナリンー♪」
(思ったより…科学的…)
マフは信じる気持ちだとか言った自分が余計恥ずかしくなった。
「アドレナリンが一番魔法に必要な成分に近しいんだってぇ。それが出てる時に魔法動物の魔法が加わって変身できる。みたいな感じらしいぜ」
「へぇそうなんだ、それがどうしたの?」
レインはまた気まずそうに少し黙ってから、
「確定的、そして高確率で大量のアドレナリンを出す方法。わかる?」
マフは顎に手を当てて考えた。
「…なんだろ。アドレナリンが出る…?…興奮…ストレス…?」
「……殺すんだ」
「へ?」
レインはヘラっと笑みを浮かべて見せる。
マフにはその笑顔はかすかな諦めと同情も見える。
「殺すんだよ。魔法少女を。」
レインはヤバいよねと笑った。
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