なんでしらないの
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声の主はれいんの足元にマフの足元にいるゴンザレスと同じようにひょこっと顔を出している生き物だった。
顔と腕を包帯でグルグル巻いた小さなうさぎ。
首に濃いピンクのリボンとボタンをつけていて、少しミステリアスな雰囲気をまとっている。
「あ、コイツは私の魔法動物。"レボ"って言うんだけど。」
れいんがれいんの魔法動物、レボのミミを掴んでもちあげる。
「ゴンちゃん以外にもいるんだね魔法動物って。」
マフはまじまじとレボを見る。
レインも
「有名な魔法少女のアニメとかでは五人につき一匹ってイメージだけど、魔法少女って人足りてないんかねぇ」
と、首を傾げる。
すると突然マフとレインの会話にレボが反論する。
「だーかーら!前にも言ったでしょー?あのアニメの奴は妖精!僕らは動物!」
「だから喋る動物と妖精はちがうんけぇ?」
「だからちがうってばぁ!」
どうやらこのような会話を二人(一人と一匹)はよくしている様子だ。
すると突然、
「あ、そうだ、今はそれじゃないんだった。」
レボがさっきまでレインと言い合いをしていたのに急に180度体を回転させてマフの方を向く。
マフは少し驚き一歩下がった。
「君、なんで君とレインの変身方法が違うか知りたいんだよね?」
「う、うん。何か違いがあるの?」
マフが尋ねると、
「まあね。簡単なことだけど、魔法動物の種が違うからだよ。」
と、レボは自慢げに答える。
「種?」
「うん。色違いの魔法動物?って感じかな。君の魔法動物は割と世界にありふれたタイプなんだよね。狼だから…一番普通のやつなんじゃないかなぁ」
レボは顎らへんに手をあてながらかたる語る。
マフはへーっと感心して、
「変身なんて魔法みたいなことできるの?」
と、次の質問を投げかける。
その質問に今度はレインが答える。
「ありゃぁ、魔法みたいなことじゃなくて魔法なんだ。魔法動物は魔法が使えるんだってさ、すごいよねぇ〜。まぁ、何もなしじゃあ発動しないらしいがね。」
そのレインの答えにマフは首を傾げて、
「そうなんだ。じゃあ、どうやって発動させてるの?」
するとレインは、なぜか少し黙ってしまった。
「ど、どうしたの…」
レインは少し考えてからゆっくり口を開ける。
「いや…マフはさ…逆になんでしらんの…?」
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