先輩魔法少女
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魔法少女はゆらゆらとマフへと近づいてくる。彼女はピンクのナース風ワンピースを着ていて、丸い襟に並ぶボタンと胸の十字マークが印象的で、袖はふんわりしたパフスリーブ。
髪の毛は明るいピンク色でストレートでボーイッシュなショートカットでやる気のなさそうな長いアホ毛が生えており、その上にナース帽をかぶっている。
しかし、マフはそれ以上に他の所に目がいく。
まずはは両手に持った、ピンク色の銃。
見た目はおもちゃみたいだが、さっきの発砲音のような音はこの銃だろう。
その次に目がいくのはさっきマフが魔法を出した時の光のように不可思議に光るその子眼球。
眼球にはグルグルの渦巻きのようなマークが両目に光っている。
「あ…」
「やぁ。君、あれでしょ?新人。久しぶりだなー新しい子。君は長いこともっといいなー」
女子にしてはやや低い、やる気のない声で、ヘラヘラと笑う彼女。目の光はだんだんと消えていき、グルグルマーク見えなくなった。
「えっと…や、よろしくお願いします…」
マフはペコっと頭を下げる。
「何歳ー?」
彼女は倒れたヤンキーを移動させながら聞いてくる。
「えっと、高校三年生、です」
「あ、なんだタメじゃん。敬語なくそー」
「えっ」
正直、彼女は小柄な方で年下くらいだと思っていた。
「今、年下たと思ったって思ったろ。」
「ギクッ」
マフは図星を疲れて彼女から目を逸らす。
「ま、いいや、仲良くやろー」
「あ、うん…」
「なんでも聞いてねーどうせそいつあんま色々教えてくんなかったでしょ?」
そういいながら彼女はマフの足元にいるゴンザレスを指差す。
「うぇ?!」
ゴンザレスは変な声を出して咄嗟にマフの後ろに隠れる。
マフは少し考え、
「じ、じゃあ…名前は…?」
と質問した。
「ん?何の?」
「いや…えと…」
マフはおどおどしながら彼女を指差す。
「んー?あ、私か」
「あ、うん」
「私はレイン!そっちは?」
レインと名乗った彼女は、マフに体を向ける。
「ま、マフ…」
「んーなんか聞いたことあるなー…どこだっけ?」
レインは髪の毛をクルクルと触る。
「あ、あと、変身の時の奴どうだった?」
「変身…?」
「めっちゃ辛くなかった?」
レインはおそらく、変身前のあの出来事の事を言っているんだろう。
「すごく…苦しかった…」
「どんな感じ?」
レインはやけに、興味深そうに聞いてくる。
「えっと、首が絞められてるような…感じの…レインは違うの…?」
「そりゃねぇ?ちがうよ。魔法動物が違うもん。」
マフの問いに答えたのはレインではなかった。
「き、君は…っ」
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