春馬の妻に相応しいのは?
今回は前回の続きからスタートです!
「岩倉使節団が歴訪したのは何カ国だったかしら?」
俺、上条春馬はいつものように花梨に歴史を教えてもらっていた。
「12カ国」
「正解よ。覚えてきたじゃない」
花梨は満足げに微笑む。
俺はやっとある程度なら覚えれるようになっていた。
「んじゃ、今日はこのくらいで終わるわ」
「分かった」
俺は体を伸ばす。
「所で春馬って誕生日何時なのよ?」
花梨が立ち止まって言う。
「来月の9だけど」
「そうなのね。覚えとくわ」
花梨はそそくさと部屋を出ていった。
(何だよ急に)
春馬は気付いていなかったが部屋を出る時の花梨の耳は少し赤くなっていた。
「聞いたら春馬の誕生日、来月の9日らしいわよ」
「そうなんだ……って私達と1週間違い!?」
有香里が驚きの表情で言う。
「そうなのよ……とんだ偶然よね」
私は苦笑しながら言う。
「何かの運命なのかも」
紗月がボソリと言う。
「それにしても1週間違いだなんて。驚きましたね」
多緖も余りの衝撃に信じられないと言う顔をしている。
「でも、なんか今まで以上に親近感が出て来たよ」
有香里が感動したように言う。
「でも、逆に言ったら誕生日プレゼントを1週間足らずで用意しなきゃいけないのよ」
「「「あっ」」」
有香里、紗月、多緖の3人はやっと気付いたようだ。
こうして春馬への誕生日プレゼントの準備が始まった。
「どっちが春馬君の彼女…いいえ妻に相応しいか勝負です!」
春馬の誕生日が明日に迫った日曜日、私、仲川花梨と有香里、紗月、多緖の四人と机を挟んで反対側に春馬の幼馴染の綾さんと瑠花さんが来ていたのだが…
「突然どう言う事よ?」
私は綾さんに聞く。
「言葉の通り春馬の妻には誰が相応しいかを決めようと言ってるんです!」
「具体的には何をするの?」
紗月が聞く
「それはねぇ、仮に夫が帰ってきたら何て言ってあげるかしら」
「じゃ、まず有香里ちゃんから」
「わ、私!?え、えーと、おかえりなさい。えーと、夕飯にする?それとも……そうだ!走りに行く?」
「なんでやねーん!」
2つ目の選択肢に綾がツッコミを入れる。
「じゃあ、紗月ちゃんは?」
「私?えーと、おかえりなさい、あなた。夕飯にする?それとも…読書にする?」
「だからなんでやねん!」
綾が2回目のツッコミを入れる
「じゃ、多緖ちゃん!」
「私ですか!?……おかえりなさいあなた。えーと、夕飯にしますか?それとも………」
何を想像したのか多緖が顔を真っ赤にして俯いている。アニメなら湯気が上がりそうだ。
「言う側が照れてどうするのよ!」
綾がまたまたツッコむ。
「じゃ、花梨ちゃん!」
「私か!?えー、おかえりなさい、あなた。夕飯にする?それともお風呂にする?……こんなものか?」
私は綾に聞く。
「完美!完璧ね」
何故か中国語を挟みながら言う。
「特に少し照れてる感じなのが良かったですよね」
瑠花さんが言う。
「照れてるは余計だ!」
思わずツッコむ。
「まぁ、それはそれとして…次は瑠花ね」
綾は話を戻す
「はーい。おかえりなさいませご主人様。夕飯にしますか?それともお風呂にしますか?それとも……」
「間違ってはないけど何かメイドみたいな言い方ね!あと選択肢増えてるし」
綾が勢い良くツッコむ。
「確かに。妻と言うよりメイドみたいな感じかも」
有香里が言う。
「じゃ、最後は私ね」
綾は自信満々のようだ。
「綾さんは大丈夫なんですかぁ?」
有香里が疑わしそうに言う。
「無問題ラ!」
綾さんはまた自信満々だ。
「なら良いですが…」
有香里はしぶしぶと下がる
「おかえりなさい〜あなた。夕食にする?それともあ·た·し?」
「「「「なんでやねーん!」」」」
最後の言葉に私達4人は同時にツッコんだ。
結局一番、春馬の妻に相応しいのは誰かは決まらずに終わった。
最後までお読み頂きありがとうございます!
正月休みから復活した糸田です 笑
休載していてすみませんでした。
今回は春馬の彼女もとい妻には誰が相応しいのか勝負?してもらいました!
それともわ·た·し?はアニメや漫画で偶にありますよね。ちょっとしたネタとして入れてみました!あと"無問題ラ!"は中国キャラ繋がりでラブライブの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の鐘嵐珠ちゃんのパロディでした。
では次回もお楽しみに!
次の更新はラノカノ(ラノベ彼女)です!




