学校も同じ!?
やっと続きが書けました!土日の間休んでしまいすみませんでした。
「で…何でアンタが居るのよ。」
俺、上条春馬は花梨にそう言われそれはこっちのセリフだと言いたくなっていた。
まさか学校で、しかも教室まで同じだとは。
「ま、まぁこう言う偶然もあるまふよ。」
と有香里。
俺は
「こんな事普通ねぇだろ。」
と苦笑する。
すると紗月が腕の時計を見て
「そろそろ入らないと遅刻する。」
と言う。
俺は
「そうだな」
とドアを開ける。
中はごくごく普通の教室と言った感じだ。
俺は教卓の上に置かれた座席表を見る。
「俺はっと。ここだ」
そこは一番後ろ端の席でなおかつ有香里の真後ろだった。
俺はとりあえず席に荷物を置く。
すると前の有香里の席がプリントと教科書がグッチャグチャなのが見える。
(これは後で掃除だな)
と心の中で思った。
あれから朝休みが終わって先生が欠席を確認する。
すると先生が
「そうだ。そうだ。今日は転校先が居るから紹介するで。」
「上条、立ちなさい」
俺は
「はい。」
と返事をすると立ち上がる。
先生が前に向き直ると言う
「今日転校してきた上条春馬君だ。みんな仲良くするように。」
するとただ1人花梨を除いて
「はい!」
と言う。
いやそこは嘘でも返事しろよと思いながらも座る。
こうして俺の新たな学校生活が始まった。
「では授業を始めるぞ!」
と覇気のある声で体育教師が言う。一時間目から保健と言う時間割には驚きつつもノートを広げる。
前の学校では速攻居眠りしていたが今日からは気を改めてちゃんと授業を受ける事にした。
「ありがとうございました」
と学級委員長が言い授業が終わる。
俺は授業が終わるやいなや前の有香里の机に行く。
すると
「春馬さんどうかしました?」
と言う。
俺は
「机の中を見せろと言う。」
すると有香里は
「え、えぇ」
と明らかに動揺している。
俺は
「見せろ」
ともう一度言う。
すると
「は、はい」
と諦めて見せてくる。
するとやはりと言うべきか俺が手を入れただけでガラガラとノートや教科書が床に落ちる。
しかも一部は机の奥で折れ曲がっている。
(筆者の机は本当にこんな感じです。片付けます 笑)
俺は
「家もそうだが机も掃除しろ!」
と言う。
「は、はい」
と有香里は中の物を取り出す。
そして机の上に軽く山が出来た。
俺は
「取り敢えず要らないプリントは捨ててくるから折れたノートを伸ばしててくれ。」
とプリントの山を持ちながら言う。有香里は
「はーい」
と言うとノートを伸ばしていった。
俺はプリントの山をゴミ箱に捨てた。
キラキラと机の周りが光っているように見えるくらいに有香里の机が片付いた。
ノートと教科書が並んで重なっていて取り出しやすくなっている。
有香里は
「春馬さんありがとうございます!」
と嬉しそうにしている。
俺は
「まぁまたグチャグチャにするなよ」
と釘を差して席に戻った
最後までお読み頂きありがとうございます!
今回は転校先の学校についてを書いてみました!次回からは実際の四つ子の授業を描く予定です
では次回は明日の予定です