雨上がりにふる雨
あなたの居ない雨上がりに雨がふる
わたしはあのひとのことが気に掛かるだけです
誰も聞こえない場所を探して泣かせて
春が笑っているのですか
春が泣いているのですか
鳥たちは何をしゃべっていますか
風は冷たいのに
陽はあたたかいのです
涙を乾かすのに丁度いいわと
鳥が囀ります、だから
わたしはひとりの公園で
変な笑顔を浮かべ
眩しさに目を細めます
誰かに笑われているような
そんな擽ったい春です
あなたの居ない雨上がりに雨がふる
白紙になっても
メモリーわたしのメモリー
あのひととのメモリー
白紙になっても
メモリー、、だけはこの胸に、、
春の日差しに浮ぶのです
青空を見上げると聞こえるのです
あのひとのあたたかな歌が
だから
わたしはひとりの公園で
変な笑顔を浮かべ
眩しさに目を細めます
誰かに笑われているような
そんな擽ったい春です