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今まで乗った体重計の回数を覚えているか?
それは1/5の出来事でした。
休みボケで10時過ぎと遅めの起床をする私。
連休は有難いことですが生活リズムが狂うのが難点です。
のそのそと洗面所へ向かいます。
歯磨きをしながら、ふと放置され放しの体重計を足元に発見。
久々に乗ってみますか。
鼻歌交じりに気軽に体重計へ乗った私。
そして――驚愕。
「なん……だと」
思わず某死神漫画の定番セリフを口にします。
必中必殺効果を以て開示されたのは――
前回の計測よりも明らかに増量している値。
暴飲。
過食。
脳裏を過ぎていくのは華麗にサムズアップする食材達。
これは……ヤバいのでは?
(駄目だ、こいつ(自分)。早く何とかしないと)
無駄に素敵な笑顔で手招きする呪いの王(肥満)。
正月太りに危機感を覚えた私は、寒さで中断していたジョギングを再開する事を決意するのでした。