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世界設定・登場人物紹介

ミスしたのでこちらで再掲

 花が読んでいた恋愛小説上の大まかなストーリー


 男爵令嬢のフローラは、13歳から3年間通う王立学園にギリギリ貴族のため通うことになる。男爵家は貧乏で殆ど市民と変わらない生活を過ごしていたが、それでも大切に育てられてきたフローラは花のように優しく美しい女の子として育っていた。

 ある時先生に対して脅しをかけている公爵令嬢のセリーナに対して面と向かって批判をしたことで、セリーナにターゲットにされる。それと同時にその様子を見ていた王子に興味を抱かれて話すうちに互いに魅かれていく。

 他にも幼馴染の勇者や王国騎士団団長の息子といった何人かいい感じの人が現れはしたものの、やはり王子との恋が進んでいく。それに更に激高したセリーナによって命の危機に晒されるが、王子に救われる。そして命を狙った1件で断罪をされたセリーナは婚約破棄を告げられる。

 それに発狂したセリーナは、王子と国王を命を奪おうと攻撃魔法を王座に向かって放つが、騎士団によって止められる。さらに国王及び王子暗殺未遂の現行犯まで追加されたセリーナ公爵令嬢が処刑される形で事件は幕を下ろした。

 かくして王子と結ばれたフローラであったが、両国の架け橋となるはずだった婚約を破談された帝国は激怒して宣戦布告をしてくる。フローラと王国を守るために王子とその他いい感じだった男勢によって最終戦争が幕を開ける。

 しかし国境のアンテイア公爵は、娘のしでかしたことを理解していたためかその軍勢をそのまま通したことで、帝国は帝都を強襲されて滅亡する。見事に勝利を持ち帰った王子はその後国王になって、フローラとの永遠の愛を誓って小説は終了する。




 本編登場人物


 セリーナ・アンテイア (セリュトリア・オビス)


 本作品の主人公で、新藤花が転生した悪役令嬢。深青色の髪にブルーサファイアの様な瞳をもつ絶世の美女。人間と過ごしていなかったため、本人は小説の世界ではある程度可愛いぐらいの認識。

 アンテイア公爵家の娘なのだが、3歳の頃に侵入した強盗によって攫われた後に捨てられてしまう。それから森に住む(モリビト)に拾われて育てられた。その間に食べられる果物や生活について学んだが、ただの人では付いていくことが出来なかった。そこで、モリビトから魔獣が一般的に使用している魔力を利用した身体強化を学んだ。アルセーヌと出会って怪盗になることを志すようになる。


 アルセーヌ


 怪盗で齢70歳を超える老人。かつては世界を股にかけて活躍する怪盗であったが、ある時を境に帝国御用達の仕事人となった。また、ある仕事を失敗したことと、更に公国での失敗を機にその名声を失うことになった。白髪で髭も少々。黒目で、若い頃はモテていた。今はダンディなおじいさんで、セリーナが50代と勘違いするほど年齢より若く見える。セリーナに才能を感じているが、美しすぎて変装しても市民に紛れ込めないのが唯一の欠点だと考えている。公国での大立ち回りが広がって再び名声を取り戻した。名前的に物語に登場するキャラではないかとセリーナは予想しているが、読んでいた恋愛小説に出てきた記憶がないためゲームに登場した可能性があるが、結局は分からずじまいとなっている。


 モリビト


 セリーナを拾った育ての親。身体強化を教えた。深緑色の毛並みであるが、それはセリーナにも使っていたオイルの影響もある。体格はあまり人間と変わらない。


 妖精(イマジナリー)


 セリーナの深層心理が幻覚として見えていて、見えない部分の自分…と推測している。前世の死に際から見えている。呪具を装着したことで、アルセーヌにも見えるようになった。基本的に暇な時とかに出てくる。女の子と男の子の2人組。


 男爵令嬢フローラ


 恋愛小説における主人公。桃髪と同色の瞳をもつ。小説内では悪役令嬢であるセリーナの婚約者である王子と恋に落ちて結ばれることになっている。幼い頃に養子として男爵家に迎え入れられた過去を持つ。花のように笑う姿を見た男性は基本的に落ちる。


 裏社会の店の店主


 なんでこんな厄介な書き方なのかは後ほど判明する予定。セリーナの才能を見抜いた。


 メリディエム公爵


 首飾りを奪われた人。THE貴族。


 黒ローブの人物


 首飾りの護衛を任されていた人物。全盛期のアルセーヌと互角以上の実力を有する(アルセーヌ談)。セリーナの隠密を見抜いた人物で、男性か女性かも分からない。




 世界



 国 主に4つの国によって構成されている。


 ヘレネス帝国


 大陸の西側から中央にかけてを支配する最大の領土を誇る国。セリーナの生まれ故郷で、アンテイア公爵は東にあるピテール王国との国境を守っている。度々帝国側が領土を取り返すために戦いをしかけた際に、最前線で活躍した功績を称えられた歴史がある。ヘルメス商会はこの帝国が主な出資元として設立されたため影響力があったのだが、近年は商会の拡大に伴ってその影響力に陰りが見えてきている。


 ピテール王国


 小説の舞台となる王国で、大陸の東側に領土を持つ国。かつては帝国の一部であったが、その領土の多くを巻き込んで独立をした。しかし、徐々に侵攻を受けて帝国に領土を奪われてきている。そこで、どうにか帝国との間を取り持つための策を画策している。小説ではそれがアンテイア公爵家の娘と王子の婚約であった。


 メリディエム公国


 大陸の南側中央部に領土を持つ国。かつては帝国と友好関係にあったが、帝国の姫が半ば駆け落ちをする形で当時留学に来ていた公爵嫡男と共にメリディエム公国に逃げ込んだことで関係が悪化した。そこに付け入る形でピテール王国が友好を持ちかけたため、現在は帝国と冷戦状態になっている。その際に嫁入り道具として持ち込んだ(公国側からすると取り返した)首飾りを再びアルセーヌとセリーナによって奪われた。


 ????共和国


 大陸の北側に領土を持つ国。後に登場予定。かつて存在した帝国によって都市共和国としての自治が認められていた地域が、そのままいくつかの同様の都市を取り込んで共和国として独立した。基本的に中立を保っている。帝国と王国の両者とも一定の距離感で関係を築いている。


その他小国がいくつか


 魔の森


 ヘレネス帝国とピテール王国の国境南側と、メリディエム公国の一部にまで広がる巨大な森。かつての帝国の時代から何回か開拓を試みたが、木々の異常な成長スピードで切ったそばからまた広がってしまうことと、強力な魔獣によって開拓を諦められた土地。その際に特に猛威を振るった魔獣がモリビトであって、童話や伝承として語り継がれている。


 ヘルメス商会


 世界最大の商会で、一般的な物の売買をはじめとして、銀行業や武器生産、協会の運営等々なんでもござれ。実質的に世界を牛耳っている。


 冒険者協会


 ヘルメス商会が出資して運営している。世界各地に支部が存在している。今後登場。


 通貨


 市民が利用するミダと主に貴族や商人によって使われるディヤが存在する。

 1ミダは感覚的に1円くらいで、1ディヤは10万円に相当する。

 10万ミダ=1ディヤ


 通貨発行権はヘルメス商会が握っており、世界中で利用されている。


年月


1年360日で12カ月で分割している

5日少ないが、それ以外はこちらの世界と同じ。


 言語


 世界共通でクラデス語を利用している。

ブクマと高評価よろしくお願いします。

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