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Noise  作者: RYK
1/1

始まり紹介

XXX年。

首都・東京。


その東京でとある銃撃戦が行われていた。



犯人グループと警察官の特殊部隊の銃撃戦。



「バリア部隊、展開!!」



一際大きな声で声を散らしているのは多分指揮官。


後衛の守備隊が前衛の攻撃部隊を守る。




魔法という名の非科学的なもので。




魔法とは、1人1種の特別な神様からの贈り物。

未だに2種持っている人は確認されていない。

遺伝などは関係しておらず、守備型同士であっても子供は攻撃型などざらにある。


魔法は大きくわけて4つの型に分類される。


バリアなどの守備型、炎や雷などの自然現象を操る自然攻撃型、錬金術などの生産型、霊や獣の力を身に纏わせる憑依型。



さて、話を戻そう。




僕は今東京のとあるビルの屋上にいる。



「クロちゃん、今日もやっとるよ〜彼ら。」




全身黒に身を包んだ相方に目もくれずに話しかける。


相方は顔ですら黒のガスマスクを付けて隠している。



まぁ僕もなんだけど。



僕は全身赤に身を包んでいる。

もちろんガスマスクも赤。





「ねぇクロちゃん、行く?」



クロちゃんに問いかけ僕はクロちゃんを見る。



クロちゃんは首を縦に振った。




「じゃあ行くか…。」



クロちゃんの腕を引っ掴み僕はそのまま飛び降りた。





地面にぶつかる直前に爆風を起こして、着地した。




あの銃撃戦のど真ん中に。



銃声がやんだ。




みんな僕らに目を向けていた。










奴らが来て、撃つのをやめさせた。


守備隊にバリアの強度を最大にさせた。




「ねぇクロちゃん、みんな僕らを見てるよ!」




背の小さい全身赤い奴が興奮してるかのように話していた。



中性的な声で性別はわからない。




「奴らに銃を向けるな。決して、向けてはならん。」



攻撃部隊に言う。



「何故ですか隊長...、自分には理解できません。」



「見てれば、嫌でもわかる。」




俺は奴らに視線を向けた。








「クロちゃん!クロちゃん!...もういいかな?」



クロちゃんはまたしても頷いてくれた。




「うふっ、うふふっ、...カマイタチ♪」




瞬間、特殊部隊の反対側にいた犯人グループの首が吹っ飛んだ。



言葉通り吹っ飛んだのだ。





首からは大量の血が噴水のように勢いよく吹き出している。



「第1部隊、殲滅完了♪...クロちゃん、あとはよろしくぅ〜」




僕はそのまま座り込んだ。







赤い方が座り込んで、すぐに片付いた。



あの2人組、奴らの圧勝。




「隊長、...あいつらはなんなんですか?」




まぁ疑問に思うやつもたくさんいるだろう。


「...奴らはNoise(ノイズ)。警察の特殊機動部隊で、奴らはその中の最凶のタッグ。奴らには協調性の欠片もない。最終手段としての任務にあたっている。日本警察の最後の砦ってやつだ。.....奴らは化け物だ。


赤くて小さい方、通称:クレナイ。風の能力を持っていてその威力は国内トップクラスか、トップ。

奴はNoiseのリーダーでもある。


黒くて大きい方、通称:クロ。身長175cmとまぁ普通の体型。予測としては男だが、まぁわからん。奴の能力は俺も知らん。謎だらけな奴だ。Noiseの副リーダーっていう噂もある。」




「リーダーとかってことはグループなんですか?」



「そうだ。6人とかそこらのグループだったはず...」





「詳しく聞きたいならあいつだ。俺の同期の、久方司(ひさかたつかさ)に聞け、アイツはあそこの管理者だ。」








「ただいま戻ったよー!ボス!」



クレナイさんの声が元気に響く。


クロさんは相変わらずクレナイさんのそばを離れない。




「あら、おかえり〜!レナちゃんこっちおいで〜


うんうん、怪我ないね〜よかったぁ〜!クロちーもおいで〜」



帰ってきて早々上司である僕に報告をせず、癒術師であるスイさんの所へ向かう。



「クレナイさん、報告お願いします…」




「おぉ!ボス!忘れてたよー!

僕が殲滅したのは前衛の数人だけ。クロちゃんがあとはやってくれた。」



赤いガスマスクを外しながら言う。




ワインレッドのショートカットに紅い目、白い肌と間違いなしの美貌を持ったボクっ娘。




「クロさん、報告を...」



「クロちゃんは後で紙に書いて出すってよ!ね!クロちゃん!」




同じくガスマスクを外しながら頷くクロさん。



黒い髪に程よい肌色、水色の透き通る瞳が特徴的なイケメン男性。




「...わかりました、あとで出して下さいね?」



クロさんはこちらの目を見て頷くと、レナさんのあとをついて行った。




「つかっちー、俺出るよー。」



「え、あ、ミナリくん、まってよ!」



「はやくしろよイナリー。」




雷を操る双子の兄ミナリくんと、化け狐の憑依型のイナリくん。



ミルクティー色の髪色髪型は一緒だけど、ミナリくんは黄色の瞳、イナリくんは珍しいピンクの瞳。




この2人もいいコンビ。もともと双子だから通じあっているのかもしれない。




「ボス、これ。上から頼まれてた武器。」


「あぁ、ありがとうレギさん。」


「ん。...レナちゃーん!おかえり!どこも怪我してない!?」



この人は錬金術師のレギさん。

可愛いものには目がないというギャップを持つかわいい女の人。




レギさんとスイさんは基本室内で研究だの何だのしている。




え?僕?僕はバリアの能力。

基本僕も室内で待機してます。







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