5話
書き方を少し変えました。
読みやすくなってれば良いなと思います
さて…
「治療の方法は…これか」
俺は記憶の中から有効な魔法を見つけ、机にあった指を拾い、子供の所へ向かった
「大丈夫か?」
うん?女の子か?
少女の所へ近づき話し掛けると…
「…貴方も私の指を切りに来たの?」
両手を隠し…怯えながら、予想外の言葉を言った
おいおい、いきなり指を切るって…
「違う、その逆だ。指を治すんだよ」
「…嘘じゃない?」
「ああ。だから両手を出してくれ」
「…分かった、はい」
暫く考えた後、両手を出してくれた
「ありがとう」
俺は魔方陣を構築し、少女の指を治した
「…本当に治してくれた」少女は指を見た後、小さく呟いた
「まぁな…取り敢えずこの中で皆と待っててくれるか?」
俺は少女の呟きに軽く答え、空間を開いた
「貴方は何処に行くの?」俺の言葉に疑問を持ち、質問してきた
「ん?俺はちょいと此処の伯爵に用があってな」
少し位ボコッとかないと、気が済まねぇからな
「…私も行く」
突然黙ったと、思ったら付いてくると言い出した
何を言ってんだ?
「駄目に決まってんだろ」
「どうして?」
「危険だからだ。それにあの腐った野郎でも相手は伯爵だ、伯爵の所へ行くには戦闘が少ないにしてもある。そこへお前は連れて行けない」
これでも行くなら…
「…それでも行く…私は貴方の傍に居たい」
はぁ、此処まで言われたら仕方ねぇか…
「死んでも後悔すんじゃねぇぞ?」
「うん」
少女は笑顔で即答した
まっ、死なせないけどな
ナナシはそう心の中で思いながら、少女と一緒に牢を出て屋敷へ向かった
さてと…屋敷の中に入ったのは良いが…
「全然分かんねぇ」
大体此処は、何処ら辺だ?
「どうしたの?」
「いや、此処が…おっとー」ナナシが喋りながら進んでいると…
「あ?」
「誰だ?」
「侵入者か?」
「何だ?」
曲がり角から兵士らしき4人が出てきた
ったく、早速戦闘かよ…そうだ。コイツらに道を聞くとするか
「お前は下がってろ」
「分かった」
「何だ?お前此処に…ソイツは確か牢に居た奴じゃねぇか?」
最初挑発気味に喋り掛けてきたが、少女を見ると真剣な顔をして、聞いてきた
「そうだ」
俺は少女隠しながら言った「確認するが、外の奴等はどうした?」
隊長は真剣な顔をし聞いてきた
「勿論倒したさ」
だけど、言って信じるのか?
「そうか…」
「ま、マジかよ」
「相手はAランク以上、か」
「隊長どうします?」
信じてるよ…それに外の奴等ってAランクだったんだな
「どうするも何も…殺るしかねぇだろ!」
そう言いながら、剣を抜き襲い掛かってきた
それを見た部下達が次々と剣を抜き、向かってきた
殺生は、なるべく控えるか
「何考えてんだ!」
「おっと、いやー悪いな!」俺は隊長と呼ばれた男から剣を奪い…
「グフッ!」
腹を蹴り飛ばした
「此方も行くぜ?」俺は答えを聞く事無く、奪った剣で残りの3人の武器を壊し、動けない程の傷を付けた
少しやり過ぎたが…まっ、死にはしないだろ
「取り敢えず…おい、起きてんだろ?」
俺は蹴り飛ばした隊長に近付き道を聞こうとするが…
「…」
気絶のふりか…なら…
「起きろってんだ」
俺はシンクと同じ様に静電気より少し強いのを手に集め、腕を握った。すると…
「アガッ!!!」
腕を握った瞬間、隊長はあまりの痛さに声を上げ飛ぶ様に起きた
おっ、今度は違う反応。やっぱりこれは面白いな
「起きた様だな」
「クッ…」
「おっと、妙な真似はするなよ?」隊長がポケットに手を突っ込む前に、剣を首筋に当て止めた
「何が狙いだ?」
負けたのが悔しいのか、止められたのが悔しいのかは分からないが、睨みながら言ってきた
「いやー、ちょいと此処の伯爵に様があってな、だから場所を教えて欲しいんだが?」
「断る…が、一様何故かを聞いても良いか?」
まぁ良いか…
「ああ、簡単に言うと…伯爵をぶん殴るんだよ」
「は?…ぶっ、あっはっはっは。ぶん殴る、か。アンタなら出来るかもな?良いぜ案内してやる」
隊長は最初何を言ってるか分からなかったが、意味を理解し大笑いした
説明でも良いんだが…
「良いのか?」「ああ、ほら着いてこいよ」
「分かった…行こうぜ?」
俺は返事をした後、少女の所に戻り…
「うん」
一緒に隊長の後を着いて行った
〜隊長〜
俺は目的を果たす為1年前からブドリ伯爵の護衛をしていた
そしてある夜にブドリの奴から呼び出された
「今から奴隷達が来る。お前は部下と一緒に館の周りを警戒しろ」
「はっ」
やっとだ。やっと待ち望んだ時が来た
そして、俺はブドリの部下と一緒に館の周りを警戒している時だった
「お?」
曲がり角を曲がると1人の青年が居た
此処は危ねぇから隠れてろと言いたいが、ブドリの部下が居るしな…
「何だ?お前此処に…ソイツは確か牢に居た奴じゃねぇか?」
俺は最初挑発をしたが、後ろに見覚えのある顔に驚いた
アイツは確か、外の奴等に指を切られた…待てよ、じぁあ外の奴等は…
「確認するが、外の奴等はどうした?」
「勿論倒したさ」
青年は涼しい顔でサラッと言った
「そうか…」
外に居る奴等がヘマをする訳は無いし…コイツならもしかしたら…
「ま、マジかよ」
「相手はAランク以上、か」
「隊長どうします?」
だが言葉だけじゃ信用は出来ん。少し試させて貰う
「どうするも何も…殺るしかねぇだろ!」
俺は腰に付けていた剣を抜き斬りかかったが、青年が構えを取らない事に怒り…「何考えてんだ!」
怒鳴った…
だが…
「おっと、いやー悪いな!
もう少しで刃が届く所で青年は避け…
「グフッ!」
な、何が!?
隊長の目に映ったのは…
見込み違いは無さそうだな
ナナシの蹴り抜いた体勢が目に入った
ナナシは避けた時に隊長から剣を奪い鎧の胴体部分を蹴り、隊長を飛ばした
それにしても鎧を蹴り一発で使えない物にするとは、な
それから暫くブドリの部下が倒れるまで俺は観察していた
「取り敢えず…おい、起きてんだろ?」
いくら何でも早すぎだろ!部分の奴等は低くてもC以上だぞ
「…」
俺はただ呆然としてしまった
それが悪かったのか分からないが…
「起きろってんだ」奴が声を発したと思った瞬間に、身体中に物凄い痛みが走った
「アガッ!!」
俺はあまりの痛さに声を上げ飛び起きた
「起きた様だな」
「クッ…」
この野郎、少し痛め付け…
「おっと、妙な真似はするなよ?」
チッ…首に剣が当たってるがまぁ良い、それよりも…
「何が狙いだ?」
俺を態々起こしたんだ、何かあるに違いない
「いやー、ちょいと此処の伯爵に様があってな、だから場所を教えて欲しいんだが?」
仕返しが出来なかったし、コイツに教えるのはなぁ…
「断る…が、一様何故かを聞いても良いか?」
取り敢えず何故かを聞いてみるか
「ああ、簡単に言うと…伯爵をぶん殴るんだよ」
奴は少し考えたと思ったら、変な事を言った
「は?…ぶっ、あっはっはっは。ぶん殴る、か。アンタなら出来るかもな?良いぜ案内してやる」
俺は最初何を言ったか分からなかったが、意味を理解し大笑いした
「良いのか?」
奴は戸惑って居たが…
「ああ、ほら着いてこいよ」
俺が歩き出すと…
「分かった」
返事をし、少女と一緒に付いてきた
奴が何故、伯爵をぶん殴るかは分からないが…それはそれで好都合だな
変えた書き方は、違う視点に心の内を入れてみました。




