みぃつけた
ずっと探していた。
君を。
やっと逢えた。
君に遭いたくて、遭いたくて。
今までどれほど想っただろう……
ただこぼれ落ちる涙。
胸が熱い。
君が目の前にいる。
幻なんかじゃない。
その事実で、涙が出る。
抱きしめた君のぬくもりが暖かくて……。
ずっと忘れていた。
愛しい人といるこの気持ちも。
暖かさも。
もしかしたら夢なのかもしれない。
こんな幸せはない。
ずっと君を探し続けてきた。
足が止まったって、動かなくなったって、
君を想って、また歩き出した。
そんな君を想って、探した。
みぃつけた。
なつかしい姿も、君の声も
笑顔も。
全部……大好き。
前に書いた『探しに行こう』の続きみたいなものです。