崩壊後の街
前作品「紫の街」お読み頂いた後に読んだ方がいい作品でございます。ご注意ください
よく来たね。こんな魔境ノ地に。
なんでこっちの世界に来たんだい。
「この世界を調査に来たんだ」
へぇ。調査か。まあここで色々言ってもらうよりかは安心した場所の方が君にとって不安にさせないからね。
「ありがとうございます。でも今のところ安心という文字すら見当たらないんですけど」
大丈夫。僕について来れば安心安全な場所に着く。ここで寝泊まりしてもいいからまったり調査しな。
「そこまでしなくても...まぁ恩に着ます。」
ところでもしかしてあっちの世界から来たのかい。
「そうですね。恩返ししたい人に会いたくてまたこっちに」
恩返し...っかぁ。僕にはなんにも関係のないお話だな。笑えない話だけどこの⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎した後なんだ。住民も血眼で僕も討伐するだけで精一杯だよ。君も守れれば良いんだけどいつか裏切られないことを願うよ。
「あなたを裏切ることはないと思います。仲間がいるだけで私自身助かりますので。裏切ったら⬛︎していただければ。」
唐突に怖いことを言わないでくれ。敵対組織とみなしてしまうからさ。って話している間に着いてしまいましたね。安心安全な場所に。ようこそ。
「...暗くないですか?」
仕方ないよ。もう電気すら通らないから。もし通ってたら上に着いていた電球も光っていたはずなんだよね。
「そうなんですね...。これじゃあメモすらできません、いつもどうやって書いてるんですか?」
あ〜...もう光のない生活に慣れてしまったからなぁ...。人からの⬛︎とかでキャンドルならできるけどここまで運ぶのに苦労するんだよね。それ手伝ってくれるなら光は付くよ。
「グロくないですか?私はただ現状を絵にしてあっちの世界に残そうかと。歴史として」
そんなことするんだね。もしかしてほぼそのバックの中そうなっているんかい?
「当たりです。前までの歴史はあっちの世界では残っているんで私...以外にもいらっしゃいますが各地描いて街の現状を今のうちに歴史に残して復興に再開するのが手っ取り早いかと上からの命令で来てるんです。」
歴史に...かぁ。もしかして俺も乗るっつー事?
「私がイラスト描けばの話です。まぁ多分争っている状況をメモして顔写真のような絵も描いて創造すればいいあなたを残せれるかもしれません。今のところ味方というのがありがたい話ですけど。」
おっ。そうなのか。なんか照れるな。大体は狩りきったがまだ残ってるかもしれないし。そういや君には武器というのはあるのかい?俺のは想像した武器を使えれるからいつでもあなたの得意武器を錬成できるし。
「ナイフしか支給されてないですね。もしかしたら自害用の可能性もあって1人にまとめて上に出すという案もあったらしく私だけ荷物が多かったんですよね。」
それは不味くないか?この世界食料なんてもう時期底を尽きそうだっていってるのに複数人いると紛争起こるからか...。
「多分そうでしょうね。食料は数日に分けて空から支給されるらしくマークさえ描けば生きれはするんですよ。でも1回描いたらそこから離れれなくて。次いつ届くかさっぱりなので。」
なら俺が見張ってればいいってことか?泊まらせてる身だからさ。そろそろ人間の肉食うの飽きたんだよね。
「やっぱ数ヶ月この世界いるとバグります?感覚」
そりゃもちろんバグるよ。蔓延る失った人達を処さなければいけないからさ。地味に栄養ないのが苦しいんだけどね。脳とか膵臓とか、たまに腸とか食べて当たったことはあるけどなははっ。
「普通に笑えませんよ...。というかあなたがいなかったらあの時死んでいた可能性があったって言うことですよね。ナイフだけだと私。扱ってる武器が武器なので使えないんですよね。」
もしや銃とかいわないよね?
「銃ですね。名手って言われてましたけどそこまで実力も無いんですけど...何故か1番当たって。お恥ずかしい」
相当な実力じゃないか。俺が想像すれば創造できるから。弾薬無限の。
「そんな強強ハッピーセットなんですね...。そういえばそうなんですけどこれに弱点とかあるんですか?」
ん?そんなの無いよ?想像すればサクッと出れるし。っていうかここら辺もそろそろ危ないな。
「匂いとかでわかるんですか?」
雰囲気よ雰囲気。だから物資欲しいならずっとここにい続けないとならない。もう少し先には電気も通ってるはずだし。でも今はあそこには辿り着けないな。
「辿り着けないって?もしかして蔓延りすぎて行けないとか?」
門が閉まっている。何度も行ったけど彼処ぶっ壊れていてもう人1人通れるスペースもないんだ。なのに皆が出たがって争い続けている。そのせいであんな惨めで無様な格好が多いんだ。
「そうなんですね。」
よう描きながら話聞けるな。俺には無理だ。
「要するにこんな感じですか?」
そうそうそんな感じ。そのままイラストとしてこれは残しとこうぜ。あ、ついでに俺も描いてくれんか?今うちでしか描けない気がするからさ。
「なんでですか?もしかして誓約的みたいなやつがあるんですか?」
いやぁそんなのは無いんだけど誰かに殺されそうなんだよね。雰囲気で分かるんだ。上からの命令?というのに討伐欄があったら俺殺されるだろ?
「言われて見ればたしかにですね。でもあなたを殺してしまうとここの街がどうなってしまったのか証言出来ないんですよね。」
証言かぁ。たしかに仲間はへった。崩壊が始まった時、ここの世界が全て壊れるのかって思ったんだ。何もかもなくなり人々は憐れな姿になって、中心の⬛︎⬛︎⬛︎は燃え広がっていた。⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎も途絶えて健康な人も現れたけどテレビのバグだろうか、急に⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎が昼夜流れて異常を気した人もいるぐらいだ。もう、俺自身も限界だった。ずっと憐れな姿になった人々を狩り続けるの。誰も味方になってくれやしなかった。ずっと敵だった。
「...。」
まあそんな反応するよな。誰もこの世界に住みたくない。来てもらったのは調査団。しかしながら味方なのか敵なのか分からない。第三者がいない限り、君を味方として見れないんだ。
「そうなると思ってました。でも、私自身もあなたのことを味方に見れないんですよね。私自身も感情がないってよく言われるんです。誰にも邪魔されず1人で過ごしてました。親にも見捨てられ調査団として雇われました。」
それで。
「それでって言われましても、ここに来た理由とか知りたいんですか?。さっきも言った通りです。この街の今の状態を記録したいだけなんです。でも、本来の目的はあるんです。ここで打ち明かしちゃいますね。生存者を1人でも多くあちらの世界に行かせることなんですよね。」
...笑えんな。もう生存している人なんかいない気がするんだ。誰もかも血なまこになってさがしてるからな。
「なら、助け合いません?私は記録して貴方は救われる。そしてあちらの世界で過ごす」
そうしたいのは山々だ。でもあの花が許してくれない。どうしてだろう。あの時あいつに奪われなければ逃げきれたのに。
「どういうことですか?」
真ん中に灰になった木があっただろ?あの花には囚われの身が多く咲いていたんだ。例えば囚人とか奪われた身体とか。それに奪われてしまってこの街に出れないんだ。
「切ったりとかしないんですか?」
それが出来ないんだ。花の一部になったっていえばいいのか?そのせいで出れないんだ。出られる方法があるけどその方法はもう門が壊れてしまって使えないんだ。
「その方法とは?」
人の一部を捧げるんだ。部位によって出られる確率が変わるんだ。いちばん高いのは脳。その次に目、心臓、肝臓...の順だ。だからあの哀れな姿がよく見かけるんだ。奪い合うせいで。しかもあれは全員囚人または奪われた人たち。ただ、分かる通り私もその1人ってこと。
「そうなんですね。ひとつ思ったのが。さっきまで見ていた人たちって死んでも生き返ります?」
いや生き返らない。流石にこの世界にはもう生まれ落ちないな。でも夢には良く出る。でもまあ全て勝ってはいるから良いんだけどね。
「そうなんですね。ではそろそろ寝ます。って言っても寝床なんて無いですね。今からつくるか...」
寝床なんてあるんか。ずりぃな。いつも俺は地べただよ。
「うるさいです。それではおやすみなさい」
どうも。寝不足猫です。
えー作品的には後日談みたいな感じですはい。
物語のストーリー展開はどうなるかは今後の我自身による好みですねはい。




