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エピローグ
夕焼けに染まる帰り道。
無意識にローファーを見ていた視線をゆっくりとあげる。
そこには、海美がいた。
前まで、考えてるように立ち止まっていたのに。
だけど、今はちゃんと前を向いて、歩いている。
歩幅は小さいけど、迷ってはいない。
ローファーがアスファルトを踏む音が、一定のリズムで続く。
その音が、なんだか少しだけ強くなった気がした。
うん……大丈夫そうだな。
私はそう思って、何も言わなかった。
声をかけなくても、伝わってくる。
――前を向いてるんだろうなって
夕焼けの中で、海美の影が長く伸びていく。
その影は、もう誰かを追いかけていなかった。
私は少しだけ笑って、同じ速度で後ろを歩き続ける。
ついに!!夕焼け空に君想う。完結!!
続編だそうかなって迷ってる!




