更にその後のネコにゃん
僕はネコにゃん。可愛いトラネコだにゃん。
幼馴染のノーナしゃんと結婚するはずだったのに、法律の壁が邪魔したにゃん。
そんなこんなで、僕はノーナしゃんに捨てられて、ボンデージのおねいさんに拾われたにゃん。
「どこかでお会いしましたっけ?」
僕はある悪夢を思い出して、恐る恐る尋ねたにゃん。
「いいえ。貴方とは初対面ですわいな」
会った時と口調が変わってるにゃん。
きっと作者がアホだからだにゃん。
「僕はどうすればいいにゃん?」
また服従のポーズを決めて、僕は訊いたにゃん。
するとおねいさんは二マーッと笑って、
「なにもしなくていいわいな。あちきと一緒にいておくれでないかい」
「にゃん?」
僕はおねいさんの考えてる事がわからなかったにゃんよ。
おねいさんは、毎日、本当に優しかったにゃん。
痛い事をするでもなく、乱暴な言葉を浴びせるでもなく、僕に尽くしてくれたにゃん。
おかげで僕は、おねいさんと出会う前と姿が全く変わって、まるまると肥えてしまったにゃん。
「ちょっと太り過ぎだにゃん。運動しないと、身体に毒だにゃん」
僕はおねいさんに言った。するとおねいさんは、
「大丈夫でありんすえ。あちきがあんさんの事、死ぬまで面倒見ますえ」
僕は泣けてしまったにゃん。
どうしてここまで僕に優しいの?
おねいさんが菩薩様に見えて来たにゃんよ。
それから一年が過ぎたにゃん。
僕はますます肥えて、すでに自分では下の始末もできないほどになっていたにゃん。
「おねいさん、少しは運動しないと、僕は動けなくなってしまうにゃんよ」
するとおねいさんは、
「その心配も今日で終わりでありんすえ。お迎えが来ますえ」
お迎え? 何だにゃん?
「毎度ォ、三味線屋です」
ごつい男がそう言っておねいさんの家に入って来たにゃん。
死ぬまで面倒見るって、そういう意味かにゃん?
ああ。僕はどうなってしまうにゃん?
続きは次回だにゃん。
でも、作者はアホだから、そのまま忘れるかも知れないにゃん。
可哀想な僕だにゃん……。