前へ目次 次へ 25/52 元魔王コンラと元大魔導士カジューの後日譚 私はカジュー。 この世界では五本の指が入る、じゃなかった、五本の指に入る魔導士だ。 今は最愛の人コンラ様と甘い生活を送る毎日だ。 「カジュー」 コンラ様が呼んでいる。 私は大急ぎでコンラ様の寝室へと向かう。 「カジュー、ベッドのシーツ、いつ取り替えたのだ?」 コンラ様は、寝室のドアの前に仁王立ちで待っていた。 「き、昨日取り替えたばかりです」 私は怯えながら答えた。 「そうか。ならいい」 こうして、私達の甘い生活は続く。 はあ。