【用語解説・登場人物紹介】
【用語紹介】
パルディア ---この世界の名称。地球よりも文明が発達している。言語は地球のもので通じる。
ネスト ---主人公達が住んでいる国。年々治安が悪化している。
葬儀屋 ---現実でいうところの「殺し屋」。異世界での読み方はキラーだが隠語として
そうぎやとも読まれている。葬儀屋の約9割は依頼を受けて善でも悪でも殺すような金稼ぎ目的だが、一部には復讐のために葬儀屋になる者や政府からの任務で葬儀屋を狩る葬儀屋もいる。金稼ぎ目的が多いためほとんど組織化はしない。
葬術 ---葬儀屋の使う技。いわば固有能力。基本的には攻撃・防御・回復・妨害の4タイプだが、遺伝子などによっては突然変異や発展型などもある。
葬儀屋狩り(そうぎやがり) ---葬儀屋を狩る人間。こちらは政府からの任務などではなく単に正義感からやっている者が多い。最近では組織として葬儀屋狩りを行う者もいる。
護衛団 ---葬儀屋から一般人や罪のない人間を守る集団。現実でいうところの「警察」。葬儀屋とはもちろん敵対関係だが、一部の善良な葬儀屋との協力、また悪質な葬儀屋が出て協力せざるを得ない場合などは協力関係を結ぶ場合もある。
【主要登場人物】
顕谷 健二 ---26歳、男性。つやのある黒髪にアホ毛が特徴。自称「宇宙一最強の葬儀屋」。営業スマイルが上手い。世界平和を願って葬儀屋をしている。目的のためなら手段を選ばない。葬術は"闇葬"。武器は斧。
前田 ワタル(まえだ わたる) ---23歳、男性。現世で友達と会社経営をしていたが突如現れた光に飲まれ友達と共にパルディアに飛ぶ。友達は消息不明。長めの金髪に透き通った青目が特徴。葬術は不明。武器は拳。
阿波谷 紘太朗 ---31歳、男性。顕谷の仕事仲間。糸目が特徴。顕谷曰く「こいつが開眼するのはガチギレするときだけ」らしい。人を救うために葬儀屋をやっている。葬術はいざというときに危ないから誰にも教えていない。武器は拳銃(本人曰く「ポケットにしまいやすいから」)
神邊 美咲 ---25歳、女性。顕谷の仕事仲間。鮮やかな濃い赤のボブと付けているグレーのヘアピンが特徴。基本的に敬語。女だから戦えないという常識を覆すために葬儀屋をやっている。葬術は"呪葬"。武器は毒の塗ってあるダガー。
オルガー・ダベンポート ---29歳、男性。顕谷の仕事仲間の中で唯一のツッコミ担当。漆黒のローブが特徴。葬儀屋の中ではまともな部類だが技名が中二病くさい。幼馴染の足を直す費用を稼ぐために葬儀屋をやっている。葬術は"廻術"。武器は魔剣ドゥラノス(ただの剣)。
神宮寺 ライム ---27歳。女性。護衛団所属。緑髪に黒いパーカーが特徴。顕谷たちに目を付けているが大体いつも協力させられがち。自分の信念は貫くタイプ。元葬儀屋。葬術は"黎明"。武器はナイフ。