ローラースケートドッチボール④
縛りワード ローラースケート ドッチボール 全知全能
路々浦『フフッISSCショット破れたり。
これは勝負あったかな?』
単平『くッ…なんのこれしき!諦めるか!
ISSCショットォォォッ‼︎』
路々浦『フハハッなんどやっても結果は同じと何故わからない⁈』
必殺技を封じられ、残りいた2人の4年生もボールを当てられ外野に回ってしまい、のこるは
単平のみとなってしまった。
路々浦『さぁ残るは単平くん、君だけだ。君も突き指させて仲良く保健室送りにしてあげるよ。あのボウズ頭くんのようにね』
単平『あのボウズ頭?念仁のことか?』
単平『念仁のことかぁァァァァッ‼︎』
単平『うおおおおおおおッ‼︎‼︎くらえぇっ‼︎SSG ISSCショットォォォッ‼︎(スーパースゲェ一石三鳥ショット)』
路々浦『フハハッ!なんだそのヘナチョコボールは⁈怒りで回転もかからず球がブレブレじゃないか!』
自身に向かって投げられた球を路々浦はPKショットで打ち返そうとする。
路々浦『キミには失望したよ土土単平くん!これでフィナーレだ‼︎』
グンッ
路々浦『何ッ⁈』
6年生『うわぁああああッ‼︎』
路々浦が蹴り返そうとしたその球は予想外の方向に跳ね返り路々浦を含む残り6人の6年生に立て続けにヒット。そしてそのまま単平の手元に戻っていった。
路々浦『い、今のはまさかブ…ブレ球かッ‼︎』
そう、土壇場で生み出された”SSGISSCショット”はなんと無回転のため、ギリギリまでどうゆう回転がかかるか読めず、軌道もブレるため打ち返しにくい。そして直前で超回転がかかり、一石6鳥を可能にした恐ろしい必殺技だった…‼︎
審判『試合終了!勝者、4年生チーム‼︎』
単平『ハァッハァッつかれたーっ!もう鼻クソをほじる力も残ってないぜ…!』
その場で大の字になって倒れこむ単平。
路々浦『土土単平か…4年生でありながらこのポテンシャル…おそろしい逸材だ…』
無事勝利した4年生。約束通りグラウンドの陣地を取り戻すのであった…‼︎
続く。