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引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
瑛人編
43/178

犯人は…

僕たちは家に戻った。


もしかしたら共犯者は安田刑事…

いや信じたくない。


「ただいま」

母さんように作っておいた食事はちゃんと無くなっている。


「母さん、ご飯は食べてくれるようになったな」


「そうだね、まだ私たちの前には出てきてくれないけど」


「結局、手がかりはこのノートか」


「でも、日記は止まってるし、殺人も起きてない、もしかしたらあの家にまた戻ってくるかもね」


「だと、したらこのノートがなくなったことに気付くよな」


「だから持ってきたらまずいって言ったじゃない」


「良いんだよ、ノートがなくなったのが分かったらもしかしたら僕に接触してくるかもしれない」


「そしたらお兄ちゃんが危険じゃない」


「もう、手段は選んでられない」


沙夜は黙って自分の部屋に入ってしまった。


ごめん、沙夜でもどうしても僕は犯人を捕まえたい。


犯人は北條美咲、彼女を捕まえて、共犯者をあぶりだす。

もうこの方法しかない。

僕は美咲のノートをパラパラともう一度見直した。


ん、字体が途中から微妙に変わっている?

気のせいか?


あれ?最後のページが糊でくっついている。慎重に剥がしてみる。


[犯人は静かで落ち着いている…]


何だ、このメモ。


美咲さんは犯人ではないのか?


犯人は冷徹な人間ってことなのか?


また、混乱してきた。


一体犯人は誰なんだよ。僕は思わずノートを投げつけた。



お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。さて、今後どうなるのでしょうか…

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