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引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
瑛人編
31/178

混乱

家に帰ってから僕らは盗聴器や隠しカメラを探し回った。


「やっぱりないよな」


「でも、こういうのって素人には見つかられないんじゃない?」


「それよりもあの人なんで殺されたんだ」


「やっぱり、事件に近づいたから…私たちも殺されるのかな」


「もう、この事件に関わるのは止めよう、今ならまだ間に合うかもしれない」


「間に合うってなにが」


「呪いだよ、今なら呪いから逃れられるかもしれない」


「お兄ちゃん、変だよ。呪いってどうしたのよ」


「この町の呪い、一緒にみただろ、あれだよ。あの呪いのせいなんだよ」


「しっかりしてよ、呪いじゃない、殺人事件だよ」


「でも、なんの手がかりもないんだ。こんなに沢山死んでるのに警察は捕まえられないんだぞ、だから犯人なんて存在しないんだよ」


「お、お兄ちゃん」

沙夜は後ろに下がる。


「とにかく呪いから逃れる方法はこの事件に関わらないことだよ、いいか沙夜、絶対にこの事件に関わるな」


「わかったよ、お兄ちゃん、お兄ちゃんもお母さんみたいになっちゃうの?」

沙夜は自分の部屋に行く。

「でも…もう手遅れだよ…」





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