表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
瑛人編
28/178

消える証拠

沙夜の仮説も分からなくないが少し行きすぎている気もするが…でももしかしたらありえるのか…

よくわからなくなったきたな。


僕と沙夜はひとまず休むことにした。


目覚ましを午前1時にあわせたが起きれるかな。


目を覚ました。時計を見た。やば、3時じゃないか。沙夜?


いない。一人で行った?

どこだ、沙夜?


僕は慌てて外に出た。


現場に向かうと、沙夜が一人で何かをしていた。


「沙夜、駄目じゃないか一人で行っちゃ」


「だって何度も起こしたけど起きないんだもん」


うっ、そんなに起きなかったのか


「ねぇ、お兄ちゃん」


「どうした?」


「無いのよ、ここに埋めたはずの耳が」


「なんだって」


僕はあの耳を埋めた場所をみる。

既にそこは沙夜が穴を掘っていた。


「うそだろ?」


「ほんとだよ、この周辺も掘ってみたけど見つからない。私たちの行動読まれてるよ」


「くそ、せっかくの証拠が」


「お兄ちゃんまだ、時間もあるし何か他の証拠があるか探しましょう」


「ああ、そうしよう」


僕たちは一心不乱に証拠を探した。


こないだと同じだ。何も見つからない。


「帰ろう、沙夜」


「これでまた、振り出しに戻ったわね」


僕たちは足取り重く家に戻った。


お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ