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引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
真相編
178/178

呪いの返却

「沙夜…何で…」


僕は沙夜に裏切られたことがショックで憔悴しきっていた。


「ハロー、瑛人くん」

ご機嫌な声が聞こえる。


「真奈美さん…また抜け出したの」


「だってここの刑務所警備が薄いんだもん」


「そうなの?」


「どうする、出してほしい?」


「もう、どうでもいいんだ」


「そう、それなら」

真奈美はカチャカチャと鍵を開ける


「じゃあ、呪いは返してね」


「えっ」

僕は真奈美さんが言ったことの意味がわからなかった。その瞬間‥


真奈美は瑛人の首を包丁で切りつける。


「え、あ。な、なんで」

瑛人の首から血が吹き出る

僕は必死に首を押さえる。


「あなたたち家族は私の邪魔をしたのよ。当然の結果。安心して沙夜ちゃんにはもう興味ないから殺さないわ」


「そ、そんな、まってくれ。僕は君のこと…が」

僕の視界は消えていく。


「ふふ、瑛人くん知ってる?

この町は…悪に満ちているのよ」


真奈美は絶命した瑛人に向かって話しながら、鼻歌を歌ってどこかに消えていった。

お読みいただいてありがとうございました。はじめてのジャンルで色々と勉強になりました。

次回作はこの世界観を共有した作品です。

よろしければそちらもお読みいただければと思います

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