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引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
瑛人編
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謎は深まる

翌日、僕らは学校に行った。


このクラスにすでに死者が二人か。

僕が教室に入るとちらちらとこちらをみてくるやつらがいた。


仕方ない、殺された二人は僕と絡んだやつだ。

めんどくさいな…


退屈な授業がはじまった。


僕は今回の事件について色々と考えていた。

この町の呪いが本当なら人が死にすぎている。

やはり呪いにみたてた殺人と考えるのが妥当か。


「おい、南川、おい」


「は、はい」


「この数式の答え言ってみろ」


この教師ぼくがぼーっとしてたからわざとさしたな。


僕は数式の答えを間違いなく答えた。


教師はなんだか悔しそうだった。


昼休みになったがやはり居心地が悪くてたまらない。


とりあえず、スーパーで買っておいたサンドイッチを食べてそのまま机にふせて眠ることにした。


今日も退屈な学校が終わった。校門のところで沙夜が待っていた。


「沙夜、待ってたのか」


「うん、一人は怖いから」


「そういえばお兄ちゃん、北條って人が殺されたっていってたじゃない」


「うん、僕に最初に話しかけてきてくれたやつだな。それが?」


「私のクラスにその人の妹がいるよ」


えっ、あいつは確か妹が殺されたって言ってたはず。


「あ、ごめん。双子の妹みたい、お兄ちゃんもお姉ちゃんも死んじゃってかわいそう…でも毎日ちゃんと学校に来てる」


「その子に何か聞いたのか?」


「聞いてない、もしこの事件について聞いたらまた誰か殺されそうで怖いから」


「そうだよな、これ以上関わるのは危険だよ、やっぱり」

僕は北條の妹が気になってしまった。一度話を聞いてみたい…

沙夜が僕を見てることに気づかなかった。


お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。サブタイトル付けるのが難しいのです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 妹がいいキャラになってきた [気になる点] お母さん大丈夫かな? [一言] 応援してます。
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