表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
沙夜編
169/178

裁くもの

スーパーから閉店時間を告げる音楽が流れる。


「はぁ、今日も1日おつかれさんっと」

まさかあの女が殺されるとはねぇ


「良い身体だったのに、もったいねぇ」

ニヤニヤと男は笑う。


男は裏口から出てたばこをふかす。


「そんなにいい女だったんですか?」


「あ、ああ年のわりにはなって誰だおめぇ」


「呪いを継ぐものですよ」


ひゅっと目の前を何かが走った。


「ぐぎゎわぁぁ」


顔面から血が吹き出る…


「な、なんなんだ、てめぇ」

男は慌てて逃げようとする。


すると包丁を持った男は冷静に足を刺す。


「ぐわぁぁぁ」


「逃がしませんよ、これで僕たちを縛るものは何もなくなるんですから」


「助けてくれ、何でもするから」


「なるほど、これは確かに楽しいな」


男のもう片方の足を包丁で刺す。


「ぐぅぅぁぁぁ、だ、だれかぁ」


「呼んでも誰も来ませんよ、パートのおばさんたちは今頃ロッカーで死んでるから」


「な、なんだとお前狂ってる」


「そうだよ、僕は狂っているんだよ」

男は包丁を両手で持ち直し、店長だったその男を滅多刺しにする。


「さて、あとは助けるだけだ、その前に…」

お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ