表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引っ越した町は悪に満ちている  作者: まなた
瑛人編
122/178

再開を望む

僕は沙夜と一緒に学校に向かった。

僕はふと思った。


「そういえば、僕クラスどうなるんだろう?」


「あ、そうよね、でも何人かは生きてるんでしょ」


「多分、じゃあいつものクラスか」


「なんかすごい会話してるわよね、私たち」


「確かに、感覚が麻痺してる気がするよ」


「まぁ仕方ないわよ、いじめられないようにね」


「大丈夫だよ、無視くらいなら別に気にしない」


「いじめられたら私に教えてね」


「妹に僕いじめられてるんだ、なんて言えないよ」


「いいじゃない、いじめるやつがいたら私がボコボコにしてあげるから」


「空手はケンカに使っちゃいけません」


「はいはい、冗談よ」


「じゃあな」


「うん」


僕は高等部の建物に入る。すでに周りの人間がざわざわしている。

僕は気にせずクラスに向かう。


そして、クラスに入った。


クラスを見渡すと、5~6人程の人がいた。


こっちをみて、警戒をしている。

やっぱりそうなるか。まぁ、関係ない。自分の席に座る。

しばらくすると、担任が入ってきた。


やはり僕の存在に一瞬言葉を失う。


「お、おはよう南川、元気になってよかったよ」


「はい、おかげさまで」


ちっめんどくさい。お互い思ってもいないことを話すのはバカみたいだ。


約束の時間は午後2時


お昼になったら学校を抜け出す。


そして、真奈美さんに会いに行こう。


クラスには緊張感が常に走っていた。

やっと昼になった。

僕はそそくさとクラスをでた。

僕は約束の場所に向かう。


僕はワクワクしていた。


やっとこの日が来た。

真奈美さん待っていてくれ。

犯人は母さん、安田刑事、管理人、あとは誰なんだ。

教えてくれるよね、真奈美さん。


僕は目的地に向かう。


その様子を見ている人物がいるのも知らずに。


「おやおや、これはどうなるかねぇ」


「相手は曲者だからね、少し様子をみるしかないだろう」


「私たちにたどり着きそうだけど、どうしようかねぇ」


「まだまだ、大丈夫だと思うよ、証拠が揃ってないだろう」


「でも、私たちは止まれないのよ、あのこのためにね」



お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ