有能便利♪
ライは走る・・黒のケモノと称され恐れられた男シンの背を見つめ
シン達のの目標は真ん中山岳領の中で一際大きい大木。
夜三人は座り嘆く朝から走り昼も無し昨日の宴が今は遠い
「でもシン殿は存在は本当に有り難い」
各自小さなテントに二人~三人に分れ部隊は今は休憩中
「本当に!シン殿は噂の黒のケモノなのかと疑う程有能便利♪」
同じく和風給仕服隊のコンが続く
シンの魔法により作られたカラスが見張りに着いている
「本人で噂まんまでしたよ。あの時は腰が砕け・・・」
<蒼穹泰然>所属のササが答える
「本当に。シン殿落ち着き。ハフウ殿には感謝ですわ」
三人はそれぞれシンを思い浮かべる。
シン其の外見黒の髪はカラスの羽のように艶やかに漆黒輝き
黒の瞳は澄んでいて黒い宝石のよう
褐色の肌はつやつやとして力強い印象を見るものに与え
見た目は誰も文句なしの男ただ・・・
<蒼穹泰然>の幹部メンバーで代名詞は自由奔放
男で有りながらケモノとして生まれ幼少期は自然の中で暮らし
戦場では常に黒の全身鎧と黒の仮面を着用し
戦場で敵味方無く咆哮で何度も将兵を恐慌させ・・・
結果黒のケモノと呼ばれる様に
さらに他人の任務を奪い三ヶ月間遊び惚けていたとされるなど
今は王に就任し皆の憧れハクロウ王の・・・
後継者にしたく無い者ナンバーワンにシンはなるなど。
ハフウが軍師としてシンに従事してて以降は奇行も無くなり
今やハクロウの後継者として黒太子と呼ばれ敬われる迄に
お読み頂き有難う御座います