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もう少し後先考えれば良かったよ

 其れは世界を焼き尽くす為終の技<蓋世紅蓮>

「シン<蓋世紅蓮>のお味はどうだい!!」

シンは手に二本の短槍を突き刺し赤き凶星を喰らう

「うぉぉぉぉ」

シンはひたすらに吠え・・・

ヒエンは寂しい・・・

「もう少し後先考えれば良かったよ(泣)」



 「貴女の瞳はとても澄みきり素晴らしい鮮やかさ」

ソウエンは茫然と聞く何と無く頷きながら動作で!!

ヒデは美少女に見つめられ有頂天!!

「まさしく!!鮮血の海!!」

ソウエンの頷きは止まり・・・・

「一緒にお茶でも如何ですか」

「・・・・・ソレが・・・」

ソウエンは馬から降り・・・・

目から光が消え口は嗤い歩きは覚束無い。

「ソレがどうした武技!切断」

ソウエンは鞘の刀を抜き斬撃を放つ・・・

精彩に欠け気のない斬撃・・

「逃げるべきでしたね」

ソウエンも全くだと。感心する・・・



 ヒデは一瞬<砦>から盾を取り出し<受け流す>し・・・

赤い瞳の美少女に詰め寄るお互いに見合う。

「逃げるべきでしたね」

目の前の哀れな獲物は頷き

ヒデは<認識阻害>を込め

「貴女は俺のモノ」

見つめる二人緩やかに時は流れやがて・・・・


 ソウエンの顔に夜明けの光が差し込む・・・・

「夜明けヒデ一度・・・・」

ネネは茫然自失した!!


 シンは<蓋世紅蓮>を喰らい尽くす・・・

「シン一騎討申し込む!!」

「ヒエン受けるから君が欲しい!!」

言い切りシンはズンズンと歩き去る!!

「え・・・は・・・まて・・まだ」



 満億出来ないヒエンにお願いされ一騎打ちの事でネネに相談しようと・・・・

ヒエンと隕石号はシンを追い駆け・・・・


 「ソウエン殿あ~ん」

ヒデは一口サイズのプチシューをソウエンの口に運ぶ

「ヒデ殿ありがとうございます。」

二人は木で出来た何かに座り朗らかな雰囲気


 シンの発案でしばし皆でお茶を嗜み・・・・・





お読み頂き有難うございます。

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