雷よ!!
この世界<フユセルファ>は強きは女である
場面は街中から始まり国名は<中原>
世界は中世ヨーロッパ風で魔法があり無双モノである
俺は聞いたより美しく可憐な二人の美少女に縛られ連行されていた
場所は街外れ夜で暗く四人で石畳の上を歩いている
「なあ~義勇軍に入れてくれない」
同じく連行されているおっさんに声をかける
外見はのほほん顔の冴えないおっさん量販品の戦闘服に皮の鎧着て
その尋常ならざる鍛錬により手に入れた身体を隠している
「お~いいぜ☆娘達が許したらな~」
俺達を連行するおっさんの娘達を見つめ
うん嫌がってますね・・てへっ・・さっそく任務失敗か?
「主知り合いでは?」
振り向きその動作に合わせ長い黒髪が美しく靡く
緑を基調とした華やかなドレスアーマに身を包み
「しっらねぇ~なぁ~」
その整った凛々しい顔に戸惑いを
綺麗で澄んだ緑色の瞳は俺への敵意を湛え
「しらない人にたかりですか」
俺は此方を見て欲しいとにぱっと笑う
「うん気持ち悪い顔だ切ろう!!」
うんお前じゃないちび中々の胸だがうんこれはこれで
俺は少し視線下げ短い黒髪の勝気で快活な顔つきの美少女に
「ふふふ☆俺に恐れをなし無抵抗なうちにか」
快活美少女は大きい胸を強調させ強気に
「そうだ!!」
えマジうそヤダァもおドウシヨウと俺は快活美少女を見つめる
快活美少女はくっくと笑う俺も笑っているのだろう
きっとこいつは周りをいつの間にか笑顔にする
緑を基調とした戦闘服それだけそれでも十分な魅力をもつ笑顔だ☆
「姉上!!俺はこいつ良いと思う」
快活美少女はねだり始め
「はいはい!雑談は!此処まで皆早めに歩きましょう」
「やっちゃえば早くね」
姉上に俺は小声で伝える
「ですね」
「シィ主お願いね」
快活美少女はサムズアップでオッサンはやれやれと首振る
二人は駐屯地に向かい走り去り見えなくなる
姉上は美しいなぎなたを何も無い空間から取り出す
俺はナイフを取り出し
「<光よ剣となれ>」
ナイフに魔法をロングソードの位でと
敵は十人か二人が弓使いザコと
あ・・・姉上すご三人纏めて
俺は弓狙いますか
「<風よ弓となれ>」
風弓を構え狙い
「<雷よ>」
雷矢を十射放つ二人とも串刺しで死亡確認☆
「よし」
姉上も当然終わっている・・うんここはこれだ☆
「姉上殲滅お疲れ様です!!」
俺は姿勢を正し敬礼をきめ!
姉上は俺を緑色の瞳に興味が宿し見つめ
「くす☆あはぁ♪丁度二人はイナイ!さぁはじめましょう♪
俺は全力で逃げた・・・・追わないでお願いします!!
「どうしてアナタは私と同類でしょ」
優しく儚い声色に狂気が溢れ俺なんで気付かなかったの(泣)
「やめました」
「え」
姉上は何事か言っていますがここらで!!
俺と姉上の追いかけは駐屯地まで続きましたとさ・・・・
お読み頂き有難う御座います