孤独の天使
そこに誰も名前を知らない少女がいた。
元気がよく、よく笑う少女だ。
少女の趣味は”あいさつ”だった。
少女は出会った人に挨拶をすると最高の笑顔で笑うのだった。
それは人々に幸せを与えていた。
でも、その子の正体は学年1のいじめられっこだった。
孤独に哀しみ、”しあわせ”など感じるわけもなかった。
そして少女は願うのだ。
いつか私の存在が
みんなに認められますように。
いつかみんなが
笑顔になれますように。
孤独を抱えながら
願うのだ。
今は叶わない願いを・・・・・。
けれど
その願いが叶うのは
確かに
そう遠くない話だ。
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