春から風の便り 第一話:春の風が連れてきたもの(補完 ムフッ(アクアの笑)
主人公の あくあ君 幼馴染のみかちゃんから、突然のプレゼント アクア君は、誕生日でもない、バレンタインは過ぎた。しかし、そんな中でのパーティドレスアップスーツのプレゼントさぁ、君たちは、どんなイメージする?
春から風の便り 第一話:春の風が連れてきたもの(補完 ムフッ(アクアの笑)
春の夕方。 ONE LOVEの店先には、 ガラス越しに柔らかい光が差し込んでいた。
サラ(38)はラブの毛を整えながら、 入口に立つあくあを見て、ふっと目を細める。
「あら……あくあくん。そのスーツ、とても似合うわね。」
黒ぶち眼鏡の奥で、 あくあの目が少しだけ揺れた。
「みかが……選んでくれたんです。」
サラは優しく微笑む。
「いい子ね、みかちゃん。あなたのこと、ちゃんと見てるのよ。」
ラブ(♀5歳)が足元にすり寄り、 尻尾をふりふり。
そのとき、 店の奥から低い笑い声が聞こえた。
康太(38)がグラスを拭きながら出てくる。
「おーおー……あくあ、今日はずいぶんキメてるじゃねぇか。」
あくあは視線をそらす。
「……康太さん、からかわないでください。」
「いやいや、似合ってるって。みかちゃん、センス良すぎ。 ……で? 誰に見せに行くんだ?」
「ち、違いますよ……!」
サラはくすっと笑い、 そら(5歳)は肩の上でばたばた。
「あくあ……きらきら……!」
あくあは照れながらも、 どこか嬉しそうに視線を落とす。
その瞬間、 夕方の中庭での記憶がふっと蘇る。
——みかが紙袋を抱えて走ってきたあの瞬間。
「……あくあくん、これ……パーティあるでしょ。似合うと思って……」
「これ……買ったの?」
「うん。お小遣いで……」
そら(5歳)が「すごい……!」と目を輝かせたあの夕陽。
あくあはスーツの袖をそっと触る。
「……ありがとう、みか。」
春風がふわっと吹いて、 スーツの裾が揺れた。
その風の先で、 慶介と海斗が手を振ってくる。
「おーい、あくあー!……って、え?」(慶介) 「……似合ってる。みかちゃんだろ、選んだの。」(海斗)
あくあは黒ぶち眼鏡を押し上げる。
「……まあ、うん。」
そら(5歳)が肩の上で叫ぶ。
「あくあ……みか……すき……!」
「そら、言わなくていい……!」
慶介と海斗は吹き出す。
「ははっ! そら最高!」 「……あくあ、春だな。」
春の光が、 あくあの黒ぶち眼鏡にきらりと反射した。
そして—— 春の風は、静かに物語を動かし始める。
第一話 完
第2話・予告編(投稿用)
:風が運ぶ、すれ違いの予感
みかは胸の奥に芽生えた気持ちを抱えたまま、 あくあの言葉を待っている。
あくあは、 慶介と海斗の言葉を胸に、 みかに向き合う決意を固める。
しかし—— 春の風は優しいだけじゃない。
小さなすれ違い。 言えない気持ち。 胸の奥のざわめき。
そして、 大人組にも静かな変化が訪れる。
次回、春から風の便り 「風が運ぶ、すれ違いの予感」
風は、まだ止まらない。
この作品の流れは、流動的 さぁ ついてきて (笑)わら




