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異世界ロミオ&ジュリエット  作者: nekorovin2501


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外伝 融合の雫と白兎の日常

数ヶ月後、水と銀鋼の王国は完全に統合され、「湖銀の連合王国」と名を変えていた。

湖の水位は安定し、砂丘のミスリルはより輝きを増した。

融合の雫——湖水としじみ抽出液、ミスリルと名産の力が混ざった新資源は、両国の民に無限の活力を与えていた。

悠真とリルカは、黒い城の湖畔で新婚生活を送っていた。

リルカの兎耳は、毎朝の湖風に優しく揺れ、赤い瞳は悠真を見つめて輝く。

「王子……いや、夫よ。今日もあの雫を試してみる?」

リルカがミスリル製の小瓶を差し出す。

中には融合の雫が黄金に輝いている。

「そうだな。しじみ抽出液の回復力と、永遠の輝き梨のスタミナが融合したら……無敵のポーションになるはずだ」

二人は瓶を飲み干す。

体が熱くなり、活力が爆上がり。

リルカの超速がさらに速くなり、悠真の陰陽術が強まる。

だが、平和な日常に影が差した。

境界の奥から、古の魔物が蘇ったという報告が入った。

それは、予知の呪いを残した首魁の残党が呼び起こした「渇きの巨獣」——棘殻の王蟹と砂根の守護根を扭曲させた巨大な怪物だ。

「また戦いか……」

悠真は勾玉を握り、陰陽の鏡を準備する。

リルカはミスリル剣を構え、兎耳をピンと立てる。

「今度は二人で倒すわ。融合の力で!」

二人は渇きの谷へ向かう。

巨獣が砂嵐を巻き起こし、毒霧を吐く。

リルカの兎跳が炸裂し、超速割り込みで巨獣の隙を突く。

悠真の詠唱が始まる。

「陰陽の融合、雫の光よ——」

詠唱中、リルカが守りを固め、融合の雫を飲んで耐久を強化。

光の鎖が巨獣を包み、祓いの力で溶かす。

戦いの後、二人は湖畔に戻り、夕陽を眺める。

リルカの兎耳が悠真の肩に寄りかかる。

「……これからも、ずっと一緒に」

「約束だ」

融合の雫が、二人の未来を照らすように輝いた。

(外伝完)

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