省エネ聖女登場人物【アストン王国地固め編】
ネタばれ無し。
閑話の登場人物も含みます。
・佐伯花音:カノン(20)主人公
親元を離れ日本の地方都市でバイトに明け暮れる大学生。
家族から良いようにこき使われていたが、持ち前のポジティブさと精神的タフさでへこたれずに暮らしてきた雑草系女子。
しかしある日突然、スタンレー王国に聖女として突然召喚される。
聖女の初任務の際、幼児退行を起こしたカノンは聖女として認められず、聖女の護衛に付いていたノアと共に国外追放を言い渡されてしまう。
けれどもなんだかんだの末、逃げ延びた先のエスティナでノアと楽しく暮らす事となった。
聖女としての力は、隣国に落ち着いてから色々と開花した。
ノアの告白にやっとこさOKした。
【スタンレー王国】
・ジョシュア・スタンレー(24)
スタンレー王国の王太子。
性格に難ありの、横暴残虐の王子。見た目は煌びやか。聖女を消耗品としか考えていない。
ハリー・ブランドンは学友。類友。
・ノア・ブランドン(23)
ブランドン侯爵家次男。
妾腹の子で城下町で育つが、10歳の頃に母が亡くなり侯爵家に引き取られる。実父と長兄からは疎んじられていた。
聖女が行方不明となった責任を問われ、カノン諸共国外追放を言い渡される。
元々有能な軍人ではあったが、エスティナに来てから能力が開花。カノンの解呪のお陰もあり、人間離れした力を発揮するようになる。
カノンを溺愛している。
・ジョージ・ブランドン
ノアの高祖父のドラゴンバスタ―。100年ほど前に赤竜を単独討伐したと言われているスタンレーの英雄。
ハリー・ブランドン(25)
ブランドン侯爵家嫡男。ノアの腹違いの兄。
容姿端麗文武両道のノアを妬んでいる。
聖女が行方不明になり、ここぞとばかりにノアを責め立て国外追放とした。
ラドリー・ブランドン(46)
ノアの父。
自分にそっくりな長男より高祖父の肖像画にそっくりだと言われる妾腹の次男の方が出来が良い事が腹立たしい。ノアを冷遇するも、見目の良い二男を政略の道具に使おうという打算もあった。
【アストン王国】
◎エスティナ
・ミンミ(24)
快活な美人冒険者。ラッシュの姉。弓が得意。カノンの親友。
・ラッシュ(22)
チャラいイケメン。細マッチョな冒険者。ミンミの弟。得物はショートソード。中衛を器用にこなすオールラウンダー。
・グイ―ド(27)
冒険者パーティのリーダー。
ミンミとラッシュの他に3人、計6名のパーティーを組んでいる。
大柄で、体格に恵まれている。得物は大剣。切るというよりは殴打する戦法が得意のパワーヒッター。気が優しくて力持ちを体現。
・ルティーナ(41)
気立てが良く明るいぽっちゃり熟女。幼児のカノンも大人カノンも、事情も聞かずに面倒を見てくれた。
「ルティーナの宿」の経営者。得意武器はマルエラから受け継いだ短槍。
・テリー(43)
ルティーナの夫。宿の料理人。
ガタイが良く強面で料理上手。武器は刃渡り50センチの肉切り包丁(二刀流)。
・アリス(16)
ルティーナとテリーの娘で宿の跡継ぎ。ルティーナのように戦闘力はないので、グリーンバレーで暮らすように両親からは言われていたが、宿を継ぐという確固たる意志の元エスティナに戻って来た。誤解が解けた後、カノンと親友になる。
・マルエラ(62)
普段はちょっとぼけた小さいオバア。ルティーナの実母でアリスの祖母。宿のカウンターで店番をしている。非常事態には覚醒し、娘夫婦と住民達に的確な指示を出す。かつての得意武器は短槍。短槍使いのマルエラという二つの名を持っていた。
・ケネス(46)
エスティナ冒険者ギルドマスター。
エスティナの住民達の精神的支柱。2メートルを優に超す大男でスキンヘッドだが心優しい。カノンの頭を常にソフトタッチで撫でる。
・ジーン
エスティナ冒険者ギルドに併設の飲み屋のマスター。元冒険者。10年前の大怪我が原因でマスター兼予備兵力となっていたが、カノンが黒いもやを払って右足の機能が回復した。でも冒険者には復帰せず今も飲み屋のマスターをやっている。得意武器は大弓。非常事態には可動式ボウガン部隊を指揮する。謎肉のジャーキーを上手に作る。とても美味しい。
・ルナ(21)
冒険者ギルド受付。露出多めの服装が好きだが、口で言う割に男遊びをしている様子はない。カノンと気が合い親友に。道具屋の一人娘。ガチムチ屈強の父親が背後に居るので、年若い冒険者達は迂闊にルナに手を出せない。エスティナでは高嶺の花的存在。
・ダンカン(43)
エスティナの道具屋の店主。ルナの父。ガチムチマッチョで、娘に悪い虫が付かないか常に目を光らせている。女性用の精油や小物の知識が豊富。恋女房のカティに毎日惚れ直している。
・カティ(39)
ルナの母。料理上手で良き妻、良き母。見た目はぽっちゃりした可愛らしい熟女。夫であるダンカンと今でも恋人同士のようにいちゃついている。
・コリンお婆ちゃん
ルティーナの宿の隣の隣の宿のお婆ちゃん。両足が動かず寝たきりだった所、カノンが黒いもやを払って歩けるようになった。トコトコ摘みの名手。
・リリィお婆
実力のある女性冒険者だった。色っぽい演武が特技で若い頃は非常にモテた。アシュレイに聖女の力を披露するためにカノンが黒いもや払いをした。利き手の機能が回復して、現在は裁縫や小物づくりを楽しんでいる。
トニーお爺さん(65)
エスティナでは珍しくモデル体型且つ戦えるタイプのイケオジだった。今はイケジイ。
得物は大鎌。大鎌を旋回させるその凛々しくも美しい戦いぶりには男も見惚れるほどだったとか。今も現役運送屋さん。エスティナと領都間で荷馬車を定期的に走らせている。
・リックス
小太りの陽気なおじさん冒険者。カノンが黒いもや払いをして森林狼に齧られた左手の機能が回復。ジャム瓶の蓋が開けられるようになって、奥さんのアマンダが惚れ直してくれた(本人談)。
◎領都グリーンバレー
・アシュレイ・ホーン(39)
グリーンバレー領主。ホーン辺境伯。
エスティナで冒険者をしていた事もあり、ケネスとは旧知の仲。エスティナの民を良く助け、領都にエスティナの子供が暮らす寮も作っている。基本は領民に慕われ善政を敷くナイス領主だが、自分が正しいと思うと相手の話を聞かない面もある。
・ブルーベル・ホーン(28)
アシュレイの妻。領主夫人。
可憐な見た目に反して、血の気が多い逞しい女性。元エスティナの冒険者。レイピア遣いの切り込み隊長だった。アシュレイに口説き落とされて、10年前に領主婦人に収まる。
カノンとノアを良く助けてくれる。ミンミとは親友。
ステファン・アンバー(27)
グリンバレー騎士団副団長。騎士としての実力は騎士団一。
強い者に挑まずにはいられない戦闘狂の側面を持つ貴公子。普段は職務に忠実で物腰上品な好青年。領都のうら若い女性達に大人気。アンバー子爵家次男。
ビアンカ・ケープゴッド(48)
黒髪、黒目、白皙の肌を持つ絶世の美女だが、身長195センチの上、更に10センチのピンヒールを履くので、その辺の男達よりも身長が高い、堂々たる体躯の美女。アストン王国一の魔力量を誇り(※カノンを除く)、多彩な魔術を操る。剣技にも優れ肉弾戦も強い。
黒いドレスがトレードマーク。二つ名はグリーンバレーの魔女。
6年前から半分隠居の客員魔術士としてアシュレイの世話になっている。
黒いもや(穢れ)が見える魔眼の持ち主で、カノンの魔術の師となる。
◎王都ラーテ
サージェ・ブロック(55)
動物学者の権威。主にゴルド大森林の大型魔獣、野生動物の研究をしている。研究の為にエスティナで暮らしていた事もある。その時からの縁でケネスとは古い知り合い。
白竜の対処、魔獣、大型獣の狂暴化の原因の解明のためビアンカに呼ばれて王都からエスティナにやってくる。見た目が強面の大男で普段は子供に怖がられるので、幼児退行中のカノンに相手をしてもらっては喜んでいる。
ジュリアン・アストラーダ(24)
アストン王国第二王子。
実家(子爵家)の力が弱い第二王妃を母に持つ。
生き延びるために、人材確保を狙いエスティナに潜伏していた。底抜けに陽気な気質。抜けている部分も多々あるが、周囲の人間がいつの間にか手を貸し支える状況になる。王としてはこれ以上にない素質を持っている。
ベルトラン・アストラーダ(24)
アストン王国第一王子。
ジュリアンより2カ月早く生まれる。
実家(侯爵家)の権力が強い第一王妃を母に持つ。自己中心的で、残虐な面がある。ノアに危害を加えようとレパードを持ち出し、カノンにマジギレされる。
ジギムンド・アストラーダ(45)
アストン王。
2人の王子のどちらを王太子にするか決めあぐねている。
武力、知力問わず優秀な人材を手元に置きたがる悪癖があるが、その人材を収集品としか考えておらず、人材を活かす手腕は無い。秀でた所は何もない凡王。
ラシード・アストラーダ(47歳没(18年前))
先代アストン王。
ジギムンドの父。
眉目秀麗、文武両道、貴族、庶民問わずに国民から慕われる偉大な王だった。国内を良く富ませ、辺境への支援も手厚く行う安定した国政を20年敷いた。未だに国民人気は高く、現王を凌ぐほど。
オーガスト・エメ(85)
七賢人の第一席。筆頭賢人を40年の長きに渡り務める。政治学者であり、法学者であり、哲学者。王の光と穢れを見ることができる魔眼を持つ。両目の視力は失っている。
ツボに入ると引き笑いをする。笑い上戸で感情豊か。
◎ゴルド大森林
・白竜
アストン王国が出来る以前から大森林に住むと言われている白い竜。
カノンを娘と呼ぶ。
カノンと意思疎通が出来る。感情も共有しているらしい。
基本温厚だが行動規範が人間と異なるので注意が必要。
ギルドの飲み屋のジーンを追記しました。




