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朝めし前だ!

作者: GONJI

前日の晩に明日の朝ご飯が炊きあがるようにタイマー設定をする

我が家のご飯は自主配合米

軽量カップで量って入れる極秘の配合だ

白米250CC、もち麦200CC、発芽玄米50CCこの場合単位としてのCCは良いのか悪いのか解らない

液体を計量するカップなので水ならグラムでも代用出来るかも知れないが、目盛りはCCの表現が妥当なのだろうと考えている


さて、この極秘の配合のご飯の素になるものを洗米する

もち麦も発芽玄米も洗米しないと何となく食べる時に匂いが気になる

洗米したあと通常の3合の目盛りまで水を入れておく

これだけのこと

あとはタイマーが自主的に仕事をしてくれる

これも炊飯器のルーチンワークだ

炊きあがり時間は普段なら4時30分に設定

この時間は夏場にはうっすら明るいけれど、この冬の時期はまだ真っ暗な状態だ

眠っているとご飯の炊ける香りが漂ってくる

そろそろかな?3階の布団の中でそう思うようになる

そしていつものとおり4時13分に起床する

下の階の犬達が喜んで「餌をくれ!」と吠える

4時30分にセットした目覚まし時計のセットを解除して

2階のリビングに降りていく

犬達は吠えながら寄ってきて、目の前にくると前足をぐんと前へ突き出して伸びのような姿勢をする

犬達にとってこの姿勢は「どうぞよろしく!」との挨拶なのだ

生まれて2ヶ月で我が家にきた2匹の兄弟犬

誰からも教えられたこともないはずなのに、この犬の挨拶ができるのが不思議で仕方がない

それと口笛に反応する

やはりDNAに刻まれた習性なのか?と生命の神秘を感じる

この伸びてきた足の先を撫ぜてあげる

普通犬達は足を触られるのが嫌らしいのだが、我が家ではこれが挨拶代わり


まずは、三宝荒神さんの荒神松の水換えと、水器と呼ばれる容器の水換えをする

その頃にはご飯が炊きあがりピーピーと呼んでくれる

やかんに水を入れコンロにかける

我が家はオール電化なので出力を最大にしてお湯が沸くのを待つ

次に仏壇のコップに水を入れて、急須にお茶っ葉を入れておく

これで三宝荒神さんと仏壇用には朝から最初の水を使うことになる


次に犬達に「ごはん食べようか?」と話しかけると大騒ぎで喋りながら走り回る

いつも一体何を喋っているんだろう?と疑問に思う

ほんと吠えているというより喋っている風にしか聞こえない

それぞれの食器にドライフードを入れる

2匹のうちの1匹は入れ終わったのを確認したら、先にゲージへ一目散に走って入る

もう1匹は騒ぎながら足元をじゃれてゲージに向かう

ゲージに入った2匹は走り回ったり、飛び上がったりしている

餌の入った食器を手に持ち「お座り!」と言うと2匹は仲良く並んでお座りをする

何故か2匹の左右の並ぶ位置は必ず同じなのがこれまた不思議で仕方がない

おやつを上げるときも左右の並ぶ位置は必ず同じになる


「よし!」というとお座りから勢いよく立ち上がって食器が置かれるのを待つ

食器を置くと2匹がそれぞれ一生懸命に食べる

こうして餌を一生懸命に食べてくれるのを見ると今日も健康で機嫌がいいんだ!と安心する

餌を置いたらその手で、水呑み用のペットボトルを外して、水換えに行く

水換えが済んで戻ってきたらいつももう食べ終わっている

空になった食器を持って洗いに行く頃にはコンロに掛けたやかんの湯が沸く

コンロのスイッチを切って、そのまままずは犬の食器を洗いティッシュで拭いて定位置に置いてから、お湯をお茶っ葉を入れた急須に注ぎしばしそのまま待つ

その間に仏壇にお供えするご飯用の食器を3個出してきて、炊きあがったご飯を盛る

次に仏壇用の湯呑3個に急須のお湯を3回ずつまんべんなく分けて入れて濃さを同じ様になるように入れる

このご飯3個と湯呑3個を1階の仏壇へ供えに行く

戻って来る時に仏壇に供えてある花を2階へ持って上がってきて、水を換えて再度1階へ降りて仏壇に供える


急須に再度お湯を入れ待つ間に、炊飯器のご飯を少し混ぜてほぐす

これも最近は混ぜない派と混ぜる派という方々が存在するようだが、うちは一応ほぐすことにしている

意味は昔からそうだから(笑)

ご飯を混ぜたら保温スイッチを切る、うちはジャー機能を使用しないで、冷ご飯はレンチンしたり冷凍保存もする

急須のお茶を家族の湯呑に分ける

自分も少し呑む「おいしいなぁ~」


味噌汁が鍋にある時は温めるが、無い時は即席のものを作る

最近は生味噌タイプのもので、中の具材もけっこう種類が多いので助かる

お椀にこの即席味噌汁の中身を入れて

一応ここまでに必要であろう量の水を前もってやかんには入れてあるので、残った少し冷めた湯の入ったやかんを再度温め直す

湯が沸くのを待つ間に、納豆をかき混ぜる、最近はまず納豆だけで混ぜて、そこに長いもの擦り下ろしたものを混ぜて、納豆に添付の出汁をいれてさらに混ぜている

納豆の準備が出来上がる頃にはお湯も沸くので、お湯をお椀に注ぎ軽く混ぜ、ご飯を茶碗によそったら納豆、味噌汁と共にテーブルの上に並べる

この段階で大体5時前後となる


そしてその後食べる


以上朝めし前でした!


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― 新着の感想 ―
[良い点] 犬の様子が目に浮かびます(笑 うちにも犬がいます。他に猫もいるので、4匹分のご飯を用意するのですが、犬は食いしん坊なので、用意している間「早く!早く!」と、ジャンプしまくっています。 …
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