チュートリアル 趣味_転移_テンプレ
どうもリディリエルです。新学期から帰宅部が活躍します。
不定期になりそうですが一応完結のめどはついています。
では、お楽しみください。
「……また4組か」
俺は「霧島 数家」の表記場所を見て呟く。
4って縁起が悪いから変わって欲しかったんだけどなー……
さて、他の奴らは……
「宏は違うクラス……淳も違うか……」
クラスの中に知り合いがいないことについて。という議案を提示したい。
中学なのに友・知り合いと呼べる人が二人しかいないのが原因だけど。
その二人とは同じ部活だったから知り合えたんだよな……
新しい部員求む。
ゲーム・小説などが好きな人歓迎、両方の人は大歓迎!去年の文化祭はクイズ大会をしたから知識人も歓迎だ!
体育祭は部活対抗なので足が速い人も歓迎する。一緒に対抗戦を勝ち抜こう!
閑話休題。
小学校とか言う数の暴力の場所に友達はいなかった。
先生は見て見ぬふり……っていうか、普通に知らなかったし。
集団嫌い。集団に寄生する奴ら嫌い。
陽キャはいいが陽キャって言うなら誰かを蹴落とすな。
とか考えつつ、教室の前に来たので俺はドアを開ける。
身長139㎝、腰以上ある長い黒髪。女子っぽい童顔。
……注目されないほうが無理がある。
俺は席に着く。
するとざわざわし始めた。
前の黒板には席と男女も書いてあるので、そのせいだろう。
こんな外見でも戸籍上はちゃんと男である。
さて、何しようか。
ラノベとかゲームの話が通じる人いないかな……
ん?床になんか書いてある……
あ、この魔方陣が噂の異世界転移用の魔方陣かな?
誰も気づいてないみたいだけど……
書き写しておこうか、何かに使えるかもしれないし。
俺は趣味セットを取り出す。
趣味セットはノート集だ。絵を描いたり、アニメ・漫画の設定をかいたりしている。文化祭のクイズ大会のネタは大体ここから出した。
本物の魔方陣が書き写せるならかなりのアドバンテージになる!
だから何といっても書き写さなければ……!
とか言って無断転載(?)行為を誤魔化していると、突如声が聞こえてきた。
<条件ヲ満タシマシタ。転移ヲ実行シマス>
その言葉をきっかけに、白い光が教室を覆った。
ああー!まだ書き写していなかったのに……!
プロローグですので短いです。
いえ何も考えつかなくて少ないとかではないですよ。
でもこんな感じだとネタが少nゲフン……何でもないです。
とにかく次はもうちょっと長いです。お楽しみに。
2020/5/10に大幅改稿しました。