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男の夢を叶えるがために
プロローグ
僕は、女の子が好きだ。
そう。大好きだ。世界の全てと言っていい。
それをある日唐突に奪われた。理不尽にも、この世界から。
絶対に、絶対に取り戻す。そして、世の中の女の子という女の子を堪能し尽くしてやる。
それが、僕がこの偉業を成し遂げた原動力の全てだ。
右腕は、女の子を抱くために。
左腕は、女の子の頭を撫でるために。
右足は、女の子の重みを支えるために。
左足は、・・・とりあえず、女の子のために。
この身を全て捧げて、取り戻してやる。
これは、僕が世界平和を志し、実現するまでの物語。