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誓いと道しるべ

 絶望そしてほんの少しの恐怖の嵐の中に居た時一陣の光が僕を照らした。光と同時に柔らかく甘いだけどしつこくない臭いが僕を包み込む。それはもし雲が触れたらこんな感じなんだろうなと思う柔らかさだった。

 それを認識したら目の前が輪郭が出来、色を取り戻してくる。

「何を!?」

 あの醜い顔をした男がそう叫ぶ、だが僕はそれどころじゃなくこの柔らかいのがなんなのかわかってしまう。

「美……希?なん……で?僕なんか?」

 声がかすれ弱々しい声しか出なかったでも……。

「貴男を……失いたくない…から」

 美希は僕にしか聞こえないほど小さくでもかすれてなく優しい声で言う。

 僕は友達を目の前で失い、気づいたら異世界に来ていてそして死にかけた、居場所が無いと思っていたが、居場所があったのだ、この少女が!そしてまだ見ぬ人たちと関わり居場所を見つけて行けばいい。

「だがら……死なないで、死のうとしないで」

 美希が少し涙を流す、それが分かり僕の方からも強く美希という存在を僕の物にするかのように強く強く抱きしめる。

「分かった……」

 そうしていると周りがざわめきだした。

「離れろ!下賤な虫けらが!!」

 あの醜い男がそう言って近づいてくる。

 評価、感想などをくれるとうれしいです。

 なるべく早く次のを書く努力はします。

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