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あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この小説は私自身がとても大切にしているものを形にしたくて作りました。
以前は自分の人生に「イヤだ」と感じることが多く、お世辞にも「いい人生」とは言えませんでした。
ですが、その「イヤだ」という思いに気付き、ごまかさず、なぜそう思うのかを考える。そして、深掘りをする。
その掘っていった先にあったものは紛れもなく、自分にとっての「本音」であり、「答え」そのものでした。
今はその答えを軸に人生を生きている途中です。
まだまだ思うようには生きられません。
それでも、自分をごまかしてまで生きる人生より、自分に素直でいる人生のほうが私は幸せです。
伝わる人に伝わればいいなと思っています。
ありがとうございました。