話を戻すが、消費税の増税に対して
話を戻すが、消費税の増税に対して、フランスは消費税が20%だとあの人たちは息まいているが、フランスに行って、フランスの消費税はぜいたく品ほど税率が高い付加価値税だとわかっているのだろうか? 現場で唯一肌で感じたことだと良いんだけど……。
シャンゼリゼ通りの高級ブランドばっかり観ているため、に気が付いてなかったり……。
「町田都知事、やけに辛口批評ですね」
「ああ、どうやら、国政選挙が近いらしい?」
「えっ、この時期に解散総選挙ですか?」
「ああっ、最近、首相が「減税を!」とキャッチーな発言をしている。今まで増税の話しかしなくて増税メガネってあだ名されていたのに……。
だだし、実際に口にしたのは、賃上げ税制における減税制度の強化、特許などの所得に対する減税制度の創設、ストックオプション減税の充実、事業継承税制の減税措置の申請期限の延長など、内容がテクニカル過ぎて、税の素人が聞いてもなんのことかわからない。
これから予定されている増税規模と比較しても、比べものにならないぐらい小さい。
すでに別の大臣が、少子化対策に掛かる費用は増税しないといいながら、社会保険料の増額でまかなうと堂々と行っているし……。
月50万円ぐらいまでは、給料明細を観ればわかるとおり、所得税、住民税、健康保険料、厚生年金の順に負担が大きくなっているんだ。
すでに社会保険料の負担は税金以上なのに……。何もわからないと国民をバカにしているのか? 言ってる人間がなにもわかっていないのか?
どこかの元歌手の政治家が、少ない年金を貰うのにわりに合わないと国民年金を納めてなかったんだから、言っている人間も何もわかっていなかったりして……、事実だとしたら政治家の資質はゼロだと思う。
他にも、法令上可能なガソリンのトリガー条項には言及しないのに、消費税や所得税を下げると、各々の政治家が実際には実現は不可能だと思われるような絵空事は口にしだした。
あと、賃上げのための減税だと言い出した法人税だって、税の仕組みからいえば、矛盾している。
減税で利益を出しても、内部留保できるため、賃金が上がる道理がない。法人税が増税されることで、利益を出して税金で持っていかれるより、賃金を上げて優秀な人材を確保したり、設備投資で経費を計上することで、節税するほうが良いとと考えるのが経営者じゃないだろうか?」
「知事のおっしゃりとおりです。企業は利益が出ていなければ、減税の恩恵を受けられないんですから、赤字の会社は賃上げ云々(うんぬん)の場合じないんですよね」
「選挙があるとして……、俺たち政治家をがん細胞に例える人もいる。
いずれにしても、ガンの司令塔が減税という狼煙を上げたんだ。ガン細胞は免疫機能から逃れるために色々と騙しのテクニックを駆使してくるんだ。
国民という免疫機能が機能するかどうか? これで与党が選挙で勝つなら、自死を選んだとして高い負担に耐えるしかないだろう。
今の日本は、バブル崩壊以降、がん細胞が増殖して、末期症状で余命数か月! がん細胞を外科的に切除するか、それとも、ガン細胞と一緒に滅んでいくか? 見ものだな」
「都知事! そんな突き放したような言い方……」
「俺の経験上……。」
俺はそういいながら、十数年前、小学生の俺は親の仕事の関係でどうしても参加しなければならなかったある政治家のパーティーに、親に連れられて参加したことを思い出していた。
あるホテルの披露宴のような場所で、立食パーティー形式のひな壇に登場した政治家は、いかに自分がこの地域に貢献したかを恩着せがましく語りだし、料理がテーブルに並び終わったところで、後援会会長の乾杯とともに飲食の宴が始まったが……。




